発達支援つむぎの体験学習「相撲部屋訪問」
2015.02.26
発達に気がかりのあるお子さまの支援を行っている「発達支援つむぎ」。臨床心理士や言語聴覚士など専門的な資格を持つスタッフが、お子さまの発達の特徴に合わせた療育プログラムの他、非日常的な体験活動を実施しています。
先日、吉祥寺ルームの体験学習で、相撲部屋「春日山部屋」にお邪魔しました。土俵のある稽古場に足を踏み入れた瞬間、外の寒さがウソのように感じるほどの熱気!!
まずは朝稽古の見学です。目の前でぶつかり合うお相撲さんに圧倒されながら、静かに座ります。その距離わずか1m!時には、押し出されたお相撲さんが子どもたちの座っている方に倒れ込むシーンもありました。
「勝った!」
「負けたの?」
「がんばれー!」
声援をおくる子もいれば、あまりの迫力にくるりと後ろをむいてしまう子も。取材に入った大人の私でも、気がつくと全身にぐっと力を入れて、瞬きも忘れて見入っていました。
大迫力のぶつかり合いの他にも、四股、鉄砲、股割り、すり足など、お相撲さんの基本稽古を目の前で見ることができました。
さて、緊張の朝稽古の次は、いよいよ触れ合いタイム!
神聖な土俵に降ろしてもらい、自分の身体の何倍もある大きなお相撲さんに抱っこされて、みんなとても嬉しそうでした。なんと先生たちも土俵に降りて、組合いを!先生たちが投げられる姿に子どもたちも大はしゃぎしました。
貴重な朝稽古の見学や触れ合いの機会をくださった親方に、どろんこ米をプレゼント。
お相撲さんの大きさや強さを目で見て、そして肌で感じることができた貴重な一日となりました。本当にありがとうございました。