【どろんこ会を支える人々vol.2】日高どろんこ保育園 用務員 佐藤正則さん
2015.04.16
警察官から一般企業のサラリーマンを経て、どろんこ保育園の用務員へ。という異色の経歴を持つ佐藤さん。用務員のお仕事は、主に園の清掃。
「子どもたちが園庭で遊ぶと、すぐに縁側が土ぼこりで真っ黒になるんです。毎日かかさず雑巾がけをしています。」
農家生まれという佐藤さんにとって、農業は得意分野。園の畑はとても広く、子どもたちが使うのはほんの一部。残った部分にほうれん草や大根、イチゴなどたくさんの作物を育てていらっしゃいました。育ったものは、お母さんや職員に配るととても喜ばれるそうです。畑以外にも、園のまわりに木花を植えたり、職員しか通らない裏の通路にもミョウガがたくさんなるようにしていました。
「園の向かい側にある竹林の持ち主と話をして、管理をする代わりに自由に使わせてもらえるようになりました。毎年園児みんなでたけのこ堀りをして、おいしくいただいています。竹で作った遊具は子どもたちも喜んで使っています。今は、竹のヘビのおもちゃに挑戦中です。」と佐藤さん。お母さん方をはじめ、地域の方とのつながりを大事にしている佐藤さんのおかげで、こどもたちの体験の機会が増えています。