東北エリア初進出!岩切どろんこ保育園

2016.06.06

#保育

岩切どろんこ保育園

2016年度にどろんこ会グループが新たに開園した保育園をご紹介します。第一弾は、東北エリア初進出となる「岩切どろんこ保育園」。ヤギや鶏もいる、どろんこ会の特徴がたっぷり詰まった自然体験型の保育園です。

新幹線の往来を間近に望めるロケーション

およそ700坪の敷地に、古民家風の園舎と築山が2つ。この広大な敷地は、カワチ薬品 岩切店さまの駐車場をお借りしています。園庭にそびえたつ大きい方の築山の高さは、どろんこ会の最高峰。さっそく子どもたちが駆け上がったり駆け降りたりしていました。保育園のすぐそばには東北新幹線の高架が通っていて、時折、新幹線が通過するゴーっという音が聞こえてくると、園庭で遊ぶ子どもたちも振り返って「見えた!」「見えない!」と大はしゃぎ。高架の奥にはのどかな田園地帯が広がっており、豊かな自然にも包まれた子育て環境としても絶好のロケーションです。

異年齢保育を実現する大空間設計

仙台どろんこ保育園内観
奥行きのある空間設計

園舎2階部分の3つの保育室を区切るスライディングウォールを全面開放すると奥行きが生まれ、大空間とすることができます。年齢やクラスごとに区切るような壁を極力なくすことで、子どもたちの動きも自由自在。1人っ子が増えて異なる年齢の子どもとの関わりが減ってきている今、保育園で「異年齢保育」を推進するための工夫です。

ヤギ小屋の運動場は職員と子どもの手作り

ヤギ小屋にペンキを塗る子どもたち

4月21日。岩切どろんこ保育園のヤギ小屋に、小さな小さな子ヤギを迎え入れました。譲ってくださったのは、宮城県柴田郡大河原にある「もちぶた館」。迎え入れの2日前、子どもたちはヤギ小屋の運動場にペンキで色を塗りました。この運動場は、元気に小屋の外を歩き回ってほしいという気持ちで、開園前に職員が建てたもの。「どんなヤギさんが来るんだろう?」子どもたちも、期待に胸を膨らませながら一生懸命塗りました。

ヤギの引き渡しに立ち会い命の重さを実感

ヤギのころねちゃん
迎えたのは、女の子。子どもたちの話し合いの結果、名前は「ころね」に決定!
ヤギのお世話をする子どもたち
引渡しに立会い、迎え入れる命の重さを実感。みんな、率先してお世話をします。

園長インタビュー

Q. ヤギの引き渡しに子どもたちも参加した理由は?

A. ヤギをいただいて自分たちの保育園に連れてくるという経験は、子どもたちにとっても一生に一度あるかないかの貴重な体験です。迎え入れる命の重さを肌で感じもらいたいという思いで、子どもたちも連れていきました。

Q. 立ち会った子どもたちの様子は?

A. 鳴いている子ヤギを、お母さんヤギから引き離して連れてくるのを目の当たりにした子どもたちは、幼いながらに命の重さを実感していました。帰り道、餌を運んだり、ヤギを引いたりと、率先してお世話をする姿が見られました。飼育員さんが大切に育てた子ヤギを譲っていただくことへの感謝の気持ちが子どもたちの中にも芽生えたのだと思います。

Q. どんな保育園にしていきたいですか?

A. 岩切どろんこ保育園は、園舎・園庭だけでなく、保育・子育てにおいても子どもの成長を第一に考えた保育園です。自然に恵まれた環境をフル活用して、たくさんの岩切どろんこ保育園ならではの体験活動を実施していきたいと思っています。これからの岩切どろんこ保育園の発展を、ぜひ応援してください。

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