どろんこ会の保育を現場から世界へ〜現役園長が韓国の国際フォーラムで講演を行いました
2018.04.05
越谷レイクタウンどろんこ保育園の園長、橋本が韓国で開かれた国際フォーラムにおいて講演を行いました。
きっかけは昨年秋、韓国からの視察団受け入れ
昨年秋、朝霞どろんこ保育園を視察いただいた韓国の保育関係者の方よりご招待いただき
韓国で開催された「自然及び森の教育 国際フォーラム」において現役の園長がどろんこ会オリジナルの保育でもある「自然保育とさくらさくらんぼリズム体操」をベースに「共に育ち合う保育園」というテーマで3時間に渡り発表してきました。
第一線で活躍している園長に『保育にかける想い』を語ってもらいたい
今回の国際フォーラムに参加させていただいた一番の目的は
「どろんこ会の保育」を第一線で実践している園長の口から、どろんこ会の「日常」をそのまま韓国の方にも伝えたい、ということ。
どろんこ会グループでは数多くの名物園長がいますが、今回は6年前にどろんこ会に入職、3年前より越谷レイクタウンどろんこ保育園の園長となり、熱い想いを持って「自分の背中を見せる」保育を実践している橋本園長に出席してもらいました。
初めての海外での講演にも生かされた「自分の背中を見せる」スタイル
今回の講演会の参加者は250人。日本人の参加者は橋本園長ただ一人。初めての海外の講演、言葉の壁もある中、橋本園長が意識したのが「言葉は通じなくても会場に向かって話すこと」「ゆっくり具体的な事例を話すこと」また、逆質問を行うことで「参加者を巻き込むこと」でした。
橋本園長らしい工夫として講演の最初に、近くにいる人の「良いところ」を互いに5つ言ってもらい、その後、参加者に対しての逆質問として橋本園長の「良いところ」を5つ言ってもらう時間を設けました。
一方的に話すだけの時間にならないように意識してレクレーションを取り入れ、今回の講演会の主題でもある「さくらさくらんぼ体操」も動画を流しながら実演。参加者にも一緒に体験してもらいました。
橋本園長が園での日常にも取り入れている「自分の背中を見せる」スタイルを今回の講演にも取り入れたことは主催者の方にもとても好評で
「アクティブに動く講演者は初めてだった」「伝えようとする気持ちが伝わった」などの好意的な言葉を数々いただきました。
講演は通訳の方を通して、でしたが韓国の方々にも言葉の壁を越えて「どろんこ会の想い」が伝わったようでした。
首都圏から日本全国、そして海外へ
少子化で子どもが少なく、教育熱心な親が多い韓国。習い事もとても多く子どもの頃から親が道を決めてしまっているからか、自己肯定感の低い子どもや学生が目立つことが社会問題にもなっているようです。そのため、どろんこ会グループのように子どもの「にんげん力」を高める保育や教育に注目が集まってきています。
埼玉で小さな駅前託児所からスタートしたどろんこ会グループも今年で20周年。園も首都圏から東北、九州、と日本全国へ広がり、海外からの視察希望のご依頼を受けることも増えてきています。
これからも子どもたちの「いきる力」を育む保育が様々な形で日本中、アジア、そして世界中に広がってゆくような取り組みを続けてまいります!
ここでなら実現できる!そんな環境があります。
どろんこ会は、あなたの「やってみたい!」を応援します。
新卒・中途問わず、想いのある方からの応募をお待ちしています!