【職員インタビュー】 九州初のどろんこ保育園で、新人保育士が奮闘中!子どもたちが毎日笑顔で過ごせる保育を目指して

2018.05.17

#採用

保育士インタビュー 採用インタビュー

九州初上陸となるどろんこ会グループの保育園「春日どろんこ保育園」が2018年4月、福岡県春日市にオープンしました!同園で働く保育士の中には、この春新卒で入社した新人保育士もいます。なぜどろんこ会グループを選んだのか、どろんこ保育園ではどのような保育をしているのか、春日どろんこ保育園が保育士デビューになった新人保育士の簗瀬さんと同園の北原園長に聞きました。

自由に行動している子どもたちは、笑顔が違う!

春日どろんこ保育園職員
春日どろんこ保育園 簗瀬さん

―なぜどろんこ会グループに入社しようと思ったのですか?

一番惹かれたのは、自由保育(子どもが自由に、自発的に遊ぶことを促す保育)をしているという点です。

私自身、裸足保育でお勉強よりも遊びが中心という幼稚園で育ちました。そんな風にのびのびとした保育がしたい、とずっと思っていました。学生時代の保育実習では幼・保それぞれ2園ずつ行きましたが、どこも、先生の決めたカリキュラムに沿って子どもが動くというスタイルでした。ピアノの音に合わせて動くとか、給食はこの班で食べるとか。子どもたちは楽しそうなのですが、どこか先生の顔色をうかがっているような場面もあり、違和感を感じました。

でも、千葉の市川どろんこ保育園へ見学に行き、初めて「こんな保育ができるんだ!」と感心したんです。異年齢保育ということもあり、先生があれこれ言わずとも、大きい子が小さい子の面倒を自然とみていたり、子どもが自分から「こうしたい!」と意思を持っているのをよく見て取ることができ、いいなと感じたんです。

―わざわざ千葉まで見学に行ったのですね?

友人からここ地元の春日市でどろんこ保育園が開園すると聞いて、まず説明会に参加しました。そこで紹介を受けて、市川どろんこ保育園へ見学に行ったんです。見学では子どもたちと一緒に遊び、給食を食べるといった体験をさせてもらいました。その短い時間の中だけでも、子どもたちが自分で考えて行動しているということが、目に見えてわかりました。なにより笑顔が違う!と。

園外活動
園外活動へ

―実際に勤務を開始して約1ヵ月が経ちました。今の気持ちを教えてください。
いざ保育士として現場に入ってみると、どのように子どもの気持ちを考えて動けばよいのか、ことば掛けの仕方一つひとつもどうすればよいのか、とても難しいです。いかに子どもに寄り添えるのか、をいつも考えています。

新しい園なので、環境づくりも一からです。大人の考えだけじゃなくて、子どもの姿を見て、言葉を聴いて、モノの配置なども考えなければならないなと。

どろんこ会グループは子どもに「ダメ」と言わない保育を採用しているとはいえ、本当に危険な時は見極めなければいけないし、保護者への対応も初めてで、毎日わからないことだらけ、不安だらけです。ベテランの先生方にアドバイスをもらいながら、日々試行錯誤しています。

―保育中で好きな時間はありますか?

外遊びの時間が一番好きです!畑で遊んでいて、気が付くと自分が子どもたちよりも一番、泥だらけになっていたことも……(笑) 子どもたちは、段ボールひとつ出すだけで、いろんな遊びを発明しちゃいます。本当にすごい。「先生、コレ見てー!!」と、生き生きと伝えにきてくれると、この園に来られて、保育士になることができて、本当に良かった!!と思います。

商店街ツアー
恒例の商店街ツアー

―今後の抱負を教えてください。

子どもたちが毎日笑顔で過ごせるような保育をしたいと、ずっと思ってきました。子どもたち自身でいろんなことを考え、学んでいける環境づくりをしたいです。なにより、自分も子どもたちといっぱい楽しんで、笑って、成長していけたらなと思います。

園庭で給食
園庭でみんなで給食
特設の吹き抜けネット
春日どろんこ保育園特設の吹き抜けネット

どんどん挑戦し、失敗しよう!それが自分を成長させる経験となる

北原園長と簗瀬さん
春日どろんこ保育園 北原園長(左)と

「簗瀬さんは子どもたち以上に泥だらけになって遊び、子どもたちと同じ目線で寄り添うことのできる、笑顔の素敵な保育士」と評するのは、同園の北原園長。27年間、福岡県内で保育経験を重ねた後、どろんこ会グループへ飛び込み、他のどろんこ保育園でも園長を務め上げた北原園長は、新人保育士たちへ、こうエールを送ります。

「入社から1ヵ月がたち、新人さんは周りの目が気になり始める頃でしょうね。何か提案したくても怖気づいてしまう、ということもあるかもしれません。でも、思ったことはどんどん実行して、どんどん失敗してください!失敗もせず最初から成功することはありません。自分の思う保育に向かって挑戦し、失敗から次につなげて、保育経験を積み重ねていってほしいのです。

どろんこ会の保育はとてもユニークです。ですが、このような保育がこれからの時代、どんどんスタンダードになっていくと、私は信じています。“これからの保育”の先導者になれるチャンスなのです。新人の皆さんたちは、先輩の保育スキルをいっぱい盗んで自分の中にとり込み、逆に、先輩たちを引っ張って行く存在になってほしい。心から期待しています!」

住宅街ながら広々とした園庭が自慢!春日どろんこ保育園

春日どろんこ保育園 園舎と園庭
春日どろんこ保育園 園庭

どろんこ保育園おなじみの、築山に田んぼ、畑の揃った広々とした園庭。このような園庭を持つ保育園は福岡では珍しいようで、保護者からは「子どもの運動量が非常に増えた」「ごはんをたくさん食べるようになった」「夜早く眠りにつき、朝までぐっすり寝られるようになった」などと好評を得ています。これからヤギも仲間入りしますし、職員と保護者たちが共同作業で遊具なども作っていく予定です!

春日どろんこ保育園

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