保育園は『通園する園児の為』だけにあるのではない~駅ビル書店で絵本読み聞かせ
2018.08.02
JR鶴見駅の東口に位置するCIAL鶴見。
どろんこ会グループのP’sスマイル保育園は、このCIAL鶴見の駅ビル内にあります。「どろんこ会」の保育園だけれど広い園庭もなく、まさに「駅型保育園」であるP’sスマイル保育園。この保育園で毎月恒例となっている『読み聞かせの会』をご紹介します。
保育園の外で~月に一度の読み聞かせ会
P’sスマイル保育園では、同じ駅ビルCIAL鶴見内にある「くまざわ書店」と連携して、毎月保育士による「絵本読み聞かせ会」が開催されています。この会は駅ビルを利用する全ての方に無料でご参加いただけます。(JREポイントカードの提示または新規入会が必要)
駅ビルを運営するCIAL鶴見運営部の皆さんとP’sスマイル保育園の園長が、定期的に打ち合わせや話し合いのコミュニケーションをとる中で「子どもが喜ぶこと」を考え企画発案されたこのイベント。2015年にスタートしてから早3年ほど経ちます。
絵本読み聞かせの様子
絵本の読み聞かせのプロともいえる現役保育士が心を込めてお送りする読み聞かせの時間。多いときには用意したフロアマットいっぱいに子ども達が集まります。
読み聞かせを担当する保育士は、小さいお子さんの親子連れが多いので、絵本の内容にいつも留意しています。絵本だけでなく、手遊びやパネルシアターなども演じ、バリエーションを豊富にすることで何度、何回目でも、子どもの興味をひきつけ、楽しんでもらえるように工夫しています。保育園で毎日顔を合わせている園児たちに読むときと違い、初めて会う子ども達からは思ったような反応がかえってこないこともあります。どのようにしたら、楽しんでもらえるかを考えたり工夫することで保育士としてのスキルアップにもつながっているようです。
商店街ツアーならぬ『駅ビルツアー』
「人」対「人」のコミュニケーションを重視し、「銭湯の日」「商店街ツアー」などの地域交流活動を重視しているどろんこ会グループ。数多くの様々なテナントが入る駅ビルは言い換えれば「立体商店街」。駅ビルに入っているP’sスマイル保育園も地域交流体験を数多く取り入れています。駅ビルを運営するCIAL鶴見 運営部と連携し、各テナントの方々とも親密なコミュニケーションを重ねることで、子ども達は様々な活動体験ができています。
園庭がなくても子どもの学びのチャンスは豊富にある
過去にも記事として取り上げましたが、土の園庭がないP’sスマイル保育園は屋上の専有スペースを有効活用しています。
「駅ビル内の保育園ならではの企画なので、今後もブラッシュアップを重ねていきたいです」と語るP’sスマイル保育園の池田園長。
「このような保育士による絵本の読み聞かせを体験していただくことで、保育園をより身近に感じるきっかけになればよいなと思っています。なぜなら保育園は『通園する園児の為』だけにあるのではない、と思うからです。駅ビルという地の利を生かして、是非、子どもに関わる様々な方に保育園を活用していただきたいですね。園見学も随時受け付けておりますし、保育園で開催している子育て支援「ちきんえっぐ」にも足を運んでいただけたら嬉しいです。」(池田園長)
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