駅から徒歩3分。街中の好立地にある、アットホームな雰囲気のメリー★ポピンズ 朝霞台ルーム。ここで園長を勤めるのは、パートからスタートしたという経歴を持つ坂井まゆ美さん。パートで入職したきっかけや、園長になったエピソード、共に働く職員の方々への想いを語ってもらいました。また、どろんこ会グループの保育士だからこそできるキャリア設計も教えてもらいました。
専業主婦から一歩踏み出しパートタイム保育士に
―入社までの経歴を教えてください。
もともとは地元長野の保育園に勤めており、出産を機に退職するまで約5年間働きました。その後、パートで再就職もしましたが、家庭の事情で埼玉に転居することに。それで、しばらく専業主婦として生活をしていたのですが、「また働きたい!」という気持ちがふつふつと湧いてきて(笑)。そんなときに出会ったのが、職員の子どもの託児制度がある「どろんこ会グループ」でした。自分の子を保育園に預けられなければ、地元を離れて暮らす私には社会復帰は難しいことです。この制度があったから、迷うことなく仕事復帰ができました。
―パートタイマーで復帰したのはなぜですか?
正職員の仕事は拘束時間が長く、休みづらいというイメージがありました。それで、残業などがないパートタイムからスタートしようと。勤務開始した園では未就学児を持つのは私だけでした。育児をしながら保育士として働くのは難しいと感じるからか、出産を機に離職する方が多かったためでしょう。私はパートタイム勤務でしたが、それでも子どもの体調不良などでどうしてもお休みせざるを得ないこともありました。人手が必要な土曜に子どもが熱を出したときは、迷惑をかけるとわかっているけれど休むしかなくて……申し訳なくて家で泣きました。
―そんな思いをしながらも続けられた理由はなんでしょう?
職員の皆さんの支えがあったからこそですね。ここは、職員皆でフォローすることが当たり前のようにできている環境なのです。こちらに入ってから人間関係で悩んだことがなく、仕事を休みたいと思ったこともないほど、良い職場、良い仲間に恵まれています。
新しく入ってきた人、ブランクのある人も全員で悩みや疑問を共有