ラスカ茅ヶ崎でアイススケート体験
2019.01.30
JR茅ヶ崎駅直結の駅ビル「ラスカ茅ヶ崎」内にあるメリー★ポピンズ ラスカ茅ヶ崎ルーム。茅ヶ崎市の認可保育園として平成28年に開園、まもなく4年目になります。
今回は「ラスカ茅ヶ崎」さんのご好意で、子どもたちがアイススケートを体験させていただいた様子と、どろんこ会が大切にしている、人対人コミュニケーション(地域の方々との交流)の実践例をお伝えします。
開園前のスケートリンクでアイススケート体験!
ラスカ茅ヶ崎では冬季に1週間ほど人工のスケートリンクが設置され、来場者がアイススケートを楽しむことができます。駅ビル開店前の9:00~9:45の時間帯を特別に園児のために解放いただき、4,5歳児の子どもたち、合計25名がアイススケート体験をすることができました。
スムーズに体験に参加できるよう保護者の方に確認をとり、事前にシューズのサイズを担当者にお伝えし、当日の日を迎えました。肘、膝、手の甲、頭を防護する物をお借りして、身につけます。子どもたちには手袋を持参してもらいました。安全性を考慮し、2つのグループに分かれて実施。準備や実際の体験にもラスカ茅ヶ崎のスタッフの方にご協力いただきました。
5歳児は昨年の体験に続き2回目になります。
「昨年はつるつるすべる氷の地面に戸惑っている様子の子どもが見られたのですが、今年はどの子も果敢に滑っていました。体験用のシューズはスピードが出過ぎないようにフィギュアスケート用のエッジ(滑り止め)がついているものなのですが、オリンピックのニュースなども見ているのか、フィギュアスケート選手の真似をしている子も多く見られました。短時間だったにも関わらず、最後は回転にまでチャレンジする子どもたちの意欲にはこちらも驚かされました」と、笑顔で語る宮﨑園長。
子どもたちにとっても特別な体験となったようで、お迎えの時間に保護者の方に「またスケートがしたい!」と興奮気味に話している子どもの様子が多く見られました。実際にその後、ご家族でスケートリンクを楽しんだ方々も数組いたようです。
日常のコミュニケーションが子どもたちの特別な体験のきっかけに
宮﨑園長に本企画が実施されるようになった経緯を聞きました。
宮﨑:開園1年目から、ラスカ茅ヶ崎 営業部の担当の方から、お声かけをいただきました。「開店時間前に良かったら体験しませんか?」と。スケートシューズのサイズや、安全面の配慮から年齢を4歳児と5歳児に限定しました。
今回のスケートイベントに限らず、ラスカ茅ヶ崎の関係者の方々には日常的にとてもお世話になっています。入園式、運動会、卒園式にはラスカ茅ヶ崎の担当者の方にお越しいただいています。テナントの店長が集まる会議にも毎月出席しているのでラスカのイベントをいち早く知ることができます。子供向けのイベントがあれば、そのたびに園の子どもたちにも体験させてあげてほしい、とイベント企画者の方々から声をかけていただいています。茅ヶ崎の名物ゆるキャラ『えぼし麻呂』が登場するイベントでは園にもえぼし麻呂が来てくださって子どもたちは大喜びでした。
リアルな体験から『働く』を学ぶバックヤードツアー
地域の大人との交流を通じて、「人の目を見て意思を伝えられる人」を目指し、商店街ツアーなどの体験を大切にしているどろんこ会グループ。デジタルに頼らないコミュニケーション力を子ども達に育んでもらいたいという想いから、一人でも多くの「ひと」と挨拶を交わし、一つでも多くの「仕事」を目にする機会を重視しています。
宮﨑:商店街ツアーの一環で、バックヤードツアーを企画しています。これは、子ども達にも分かりやすいお店屋さんの「表の部分」だけでなく、「裏方(バックヤード)」で働いている人を知ってもらいたい、という目的からです。過去にはビルの清掃担当の方にお声がけし、窓の拭き方を子ども達に教えてもらいました。子ども達も、「きれいなビルは清掃担当の方々がお仕事をしているおかげだ」と気がついたようです。この企画の後、「子ども達がよく声をかけてくれるようになった」と清掃担当の方からも嬉しい声が届いています。
その他、防災センターでは、防犯カメラのモニターを見せてもらうこともありました。エレベーター内の防犯カメラ映像が防災センターにどのように届くのか、その様子を子ども達に解説していただきました。いつも目にしているカメラは何を映していて、それは何のためなのか?を、子どもたちも学ぶことができたようです。
宮﨑:「探究活動」と称して開店前の時間もビル内を探索させてもらっています。子ども達はお店が開店するまでの様子を間近に見ることができて「お店屋さん」の仕事には、お客さんと接する販売の仕事だけでなく、仕入れや準備、片付けなどいろいろな仕事があるのだ、と理解ができてきているようです。開店後も子ども達が様々なフロアを歩いても『困る』というクレームを受けることはなく、「むしろ駅ビルに保育園があることをお客様に知ってもらえる」と寛大に受け入れていただいています。本当にありがたいことだと思います。
駅型保育園だからこそ
飲食店やファッション、雑貨、医療クリニックなど多種多様なテナントが100以上も入っているラスカ茅ヶ崎。「お店屋さん」と一言にいってもさまざまな業態を子ども達は目にすることができます。保育園の位置する6Fからは電車の往来が見られ、行き交う電車に手を振る子どもの様子も園の日常になっています。JR茅ヶ崎駅の職員の方々も「JRを身近に感じてもらいたい」と、園にお越しになり、子ども向けにイベントを開催いただくこともあります。
保育園の職員と保護者だけでなく、「地域」の大人たちが三位一体で子ども達の「にんげん力」を育むことに関わっている。そんな様子がメリー★ポピンズ ラスカ茅ヶ崎ルームでは見られます。
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