新園長理事に期待!現場の声を本部に、本部の声を現場に。

2019.10.10

#採用

採用インタビュー

どろんこ会では、2017年度より、これまで社外の有識者達で構成されてきた理事会のメンバーに現場の園長を起用しています。

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今年度は、どろんこ会グループの系列法人である株式会社ゴーエストと株式会社日本福祉総合研究所から、それぞれ1名ずつ理事が起用されました。新理事の2人に、理事に選任された気持ちや意気込みについて聞きました。

それぞれ異なる経歴を生かして

――まずは、これまでの経歴について教えてください。

(株)ゴーエスト メリー★ポピンズ稲城ルーム本園/稲城ルーム分園 石堀園長
(株)ゴーエスト メリー★ポピンズ稲城ルーム本園/稲城ルーム分園 石堀園長

石堀:私は、入社して今年で11年目になります。最初はアルバイトとして入社して一度退職、その後社員として再び入社、といった経緯があります。保育業界以外の仕事の経験を経て、再度社員として戻ってきたんです。

11年前のどろんこ会は、まだ埼玉県の朝霞市内にしか保育園がないくらい小規模でしたから、法人の拡大とともに私自身も成長してきたような気がします。実は入社時は保育士の資格を持っていなかったのですが、働きながら勉強して取りました。

園長を任されるようになったのは8年前からです。まずは小さな園から始まり、現在のメリー★ポピンズ稲城ルーム本園/稲城ルーム分園(東京都稲城市)で4園目になります。

(株)日本福祉総合研究所 ブリヂストン事業所内保育園「ころころ保育園」 新居(におり)園長
(株)日本福祉総合研究所 ブリヂストン事業所内保育園「ころころ保育園」 新居(におり)園長

新居:私は入社後、保育園のリーダー職を約1年半、その後主任を2年務めたのちに、昨年度から株式会社ブリヂストンの事業所内保育園である「ころころ保育園」の園長をしています。ころころ保育園は、どろんこ会グループ内で最も規模の大きい、園児数が160人にものぼる園です。

入社前は、幼稚園で副園長などをしていました。他にも一般企業や家業の手伝い、山に住み込みでアルバイトをしながらスキーのインストラクター資格を取ったこともあります。10年くらい仕事を離れ、専業主婦をしていた時代もあるんですよ。

理事を任された時の気持ち

普段の石堀園長
普段の石堀園長。理事を引き受けるのには覚悟が必要だったという

――それぞれ経歴がまったく違いますね。理事の任命について聞かれた時は、どのようなお気持ちでしたか?

石堀:毎月、理事会が行われているということは知っていましたが、正直、まさか自分がそのメンバーに選ばれるなんて思ってもみませんでした。どろんこ会グループには素晴らしい先輩方がたくさんいらっしゃるので、自分よりもふさわしい人がいるんじゃないかって。ただ、以前から園長会議で、よく議案の提案をさせていただいていたので、そういう発言力という部分を評価していただけたのかなと自分なりに分析しています。

理事の仕事は未知数なので、正直、引き受けるのに覚悟がいりました(笑)。でも、最終的には、私を推薦してくださった方の期待に応えたいという気持ちや、法人としていい方向に進めばいいなという思いがあったので、自分が少しでもその役に立てるのであればやってみようという気持ちになりました。

新居:私は最初にメールをもらったのですが、そこには理事のことなど書かれていなくて、ただ「本部に来てください」と書かれていたんです。なので「私、何かやらかしたんだ…」って不安になりながら本部に行きました(笑)。そこで理事のお話をいただき、本当に驚きました。でも、貴重な経験になると思ったので、やれることを精一杯やっていこうという気持ちでお受けしました。

そのあと「本当に私でいいのか」という不安な気持ちと、「現場の園長の代表として、理事会の場で何か発言しなければ」というプレッシャーとを感じてしまい、安永理事長にその気持ちを正直に伝えたんです。すると、「無理に発言しなくても、理事会でどんなことがなされているのか、本部がどんなことを考えているのかを聞いて、それを現場スタッフに伝えてくれる人であってもいいのよ」と言っていただきました。そこで、「まずは私にできることをがんばろう」と決心することができました。

ふだんの新居園長
新居園長も、理事職にはプレッシャーを感じたと語る

理事会に参加して見えてきたこと

――理事に就任してから数カ月が経ちますが、実際に理事会に参加してみていかがですか?

新居:本部の人たちは、私たち現場スタッフが思っている以上に現場のことを考えてくれているということを感じました。会社が大きくなっていく途中って、どうしても本部と現場の距離が離れていく感覚に陥るのですが、本部がちゃんと考えてくれている、トップの人たちが現場に足を運んでちゃんと見ようとしてくれているということがわかって、正直嬉しいです。そういうことを現場に伝えることで、現場のモチベーションが上がるかなと思っています。

石堀:私は、理事になったからといって、基本的な立ち位置やスタンスは変えていません。例えば、会社の決定事項に対して、その受け止め方がスタッフによって異なることがあります。どうしてそのような結論になったのかをきちんと伝えられていないと、ただ不満に感じてしまう人もいるんです。知識や情報の不足により、正しく意図が伝わらない状態は、不満を抱く本人にとっても会社にとってもいい状態とは言えません。ですから、これまでも自分なりに考えたり、勉強しながらスタッフが気持ちよく働けるように話したりしてきました。理事になったことで、本部の考えをより深く知ることができるというのを実感しているので、そういったことを現場スタッフに伝えていければと思っています。

理事を経験した先にある自分の姿

新理事二人

――理事の任期は2年間ですが、これからの意気込みや目標を教えて下さい。

新居:まだ何ができるかわからないことも多いですが、自分なりに会社をいい方向にするために頑張ろうって思っています。そして、自分自身もどんどん成長していきたいです。

石堀:理事になったことで、法人全体に関わる情報に触れ、それについて考え、時には意見するという経験を積むことができます。そうすることで、今までよりも広い視野でグループ全体のことを見られるようになったり、視座を高められるのではと思っています。

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