台風19号による朝霞どろんこ保育園浸水被害の復旧報告
2019.10.16
日本各地に甚大な被害をもたらした台風19号(2019年10月)。どろんこ会グループの各施設でも、被害を最小限に留めるべく、台風が近づく前から本部と各施設連携のうえ様々な対策を行いました。しかしながら降り続く豪雨により、朝霞どろんこ保育園(埼玉県朝霞市)のそばを流れる黒目川の水量が上がり、園庭沿いにある用水路に川の水が流れ込んできたことで、1階平屋建ての朝霞どろんこ保育園は床上20cmの浸水被害となりました。
台風が過ぎた翌日の10月13日(日)の朝、施設長が被害状況を調べに園に向かうと、すでに保護者の方お一人が様子を見に来られていました。一緒に被害状況を確認する中で、「今日はもともと保護者同士で集まる予定だったから」と他の保護者の方にも連絡をとってくださり、40~50名ほどの保護者の方々がご家庭にある清掃用具を持って駆けつけてくださいました。また、近隣のグループ園や本部からも有志の職員が続々と支援に駆けつけ、100名近い人数で園舎、園庭の清掃、復旧作業に取りかかりました。
園舎の被害状況
保育室、園庭すべてが浸水しました。
復旧作業
大きな備品から小さなおもちゃまであらゆるものを一つ一つを外に出し、被害状況を確認しながら、水で洗い流して丁寧に拭き、消毒をしました。
復旧作業が一段落したのは、夕方でした。
多くの保護者の方々のご協力のもと、またどろんこ会グループ内の各部・各施設の職員、協力業者の皆様からの迅速な支援の結果、復旧作業は予想以上に早く進み、夕方までには園舎や物品の清掃消毒、汚泥や水没被害の物品の廃棄などを終えることができました。そして被災翌日には朝霞市からの消毒作業も迅速に実施して頂き、3連休明けの15日(火)から、無事に通常通り運営を再開することができました。ご協力をいただいた皆様に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
今回の災害で被災された皆様、そしてそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。どろんこ会グループは、今後もこうした自然災害の中でも保護者や地域の方々と共に子どもたちの安全を確保し、良好な環境で子育てが継続的に提供できる環境づくりに尽力してまいります。