広尾学園×どろんこ会 高校生インターン・プログラム始動
2022.01.11
東京都屈指の人気中高一貫校である広尾学園中学校高等学校の生徒の方を対象に、安永理事長によるキャリアセミナーとインターンシップ募集説明会を行いました。
どろんこ会グループと広尾学園中学校高等学校(学校法人順心広尾学園)は、2021年2月に「教育・保育の質向上のための連携協定」を結びました。
この連携協定には、双方の教職員と保育者の交流や勉強会の実施をはじめ、どろんこ会グループでのインターンシップを希望する生徒へのキャリア教育の機会提供といった内容が含まれています。
コロナ禍で多くのことがオンラインで進み、直接体験の機会が減ってしまったことも受け、今回はあえてリアルな職業体験を実現するインターンシップを企画しました。当初はごく少人数でのスタートを予定しておりましたが、インターナショナルコースに通う高校1年生と2年生から10名を超える応募をいただきました。
起業家であり保育者である安永理事長のセミナー
安永理事長は「毎日をよく生きる」というタイトルでセミナーを行いました。
自身がなぜ起業したのか、どのような働き方をしてきたのか、また、どろんこ会グループが実際に行っている保育、異年齢保育・インクルーシブ保育にこだわる理由、さらには幼児教育と保育業界における課題に至るまでを凝縮して語りました。
また、これから先の人生を考える高校生に向けてこのようなメッセージも贈りました。
「皆さんがどう生きていくか。キャリアとは働くことにかかわる継続的な過程、つまり生き方そのものです。毎日自分がどうあるべきかを考え、努力して行動する。決して周りのせいにすることなく、待つことなく、常に自分ができることを探して行動する。社会や未来のために懸命に働き、広い世界を見て遊んでください。その両方があってよい人生だったと思えると思います。仕事はお金を得るためでもあり決して楽ではない、難しいものです。しかしいろいろなことに挑戦して自分を成長させ、社会の役に立つことが仕事です。また、社会にはいろいろな人がいますが、自分と合わない人も許し、人としての器を広げていくことでもあると思います」安永理事長のこの言葉に深く聞き入る生徒たちの姿が印象的でした。
多様なバックグラウンドをもつ広尾学園の高校生との語らい
セミナー後はざっくばらんに語り合う座談会も実施いたしました。
安永理事長が、生徒の皆さんに今回参加した理由を尋ねると
- 「将来挑戦したいことを見つけた時のヒントになるかもしれないと思いました」
- 「新しいことを始めたいけれど、失敗のリスクを考えるとなかなか始められない状況で、何かを始める時にどのようにして自分を勇気づけたのかを聞きたいと思いました」
などなどさまざまな声を聞かせてくれました。
また、安永理事長への質問として
- 「起業にあたって学歴はどのくらい大事でしたか?」
- 「子どもの主体性を大事にした保育を行っていらっしゃいますが、部活の後輩に自主性をもってもらうにはどうしたらよいでしょうか?」
- 「保育園で受けた教育が小学校に入ると急に変わってしまうことについてはどう考えますか?」
といった鋭い質問も上がりました。
高校生インターンが広報に挑戦します
最後、広報部からインターンシップの内容について説明しました。
今回、インターンの皆さんには社内広報と社外広報に挑戦していただきます。
どろんこ会グループの保育園で保育実習を行い、その体験を元に、また多彩なバックグラウンドをもつインターナショナルコースの生徒ならではの視点を生かし、保育の魅力をどう発信したらよいかを考え、実践していただきます。今春始動予定! ご期待ください。