札幌市保育所職員研修会「幼児期からの性教育」を受託 北千住どろんこ保育園の施設長が登壇
2023.09.07
2023年6月、札幌市保育所職員研修会が主催した「幼児期からの性教育研修」に、北千住どろんこ保育園の宮澤施設長が登壇いたしました。
今回のご依頼は、研修担当の方がどろんこ会グループの「幼児期からの性教育」の取り組みをInstagramなどでご覧になったことがきっかけでした。当日は、札幌市内の保育園や認定こども園、地域型保育事業所など、100名を超える保育士の皆さまにご参加いただきました。
研修では「幼児期からの『性教育』はなぜ大事?自分の体と命を守るために伝えたいこと」と題し、北千住どろんこ保育園(東京都足立区)の宮澤施設長が講演。どろんこ会グループが約20年実践してきた5歳児の性教育プログラムをもとに、幼児期から性教育を行うことの意義、正しい「性」の伝え方、子どもの性的な質問や行動への適切な対応方法などをお話しました。
事前アンケートでは、
・子どもから質問を受けた時にどう答えればよいのか困っている。
・園でどのように進めていけばよいのか分からない。
・乳児にはどのように伝えたらよいのですか。
・子どもたちの性的な行動への適切な対応が分からない。
・ジェンダーへの配慮はどうしていますか。
などの悩みや質問を多数いただきました。
宮澤施設長は包括的な性教育の知識と実際に園で対応してきた事例のみならず、性教育は0歳からの丁寧な保育の積み重ねが重要であることを強調し、日々の保育で取り組めることも伝えていました。
研修を受けた方々からは
・研修を受ける前の性教育のイメージが変わり、園で行う必要性を感じました。
・0歳児からできる性教育を知ることができてよかった。
・子どもたちに聞かれてごまかすことが多くあったが、ごまかしたり嘘をついたりせず、真剣に話すことが大切なんだと知ることができた。
などの感想をいただき、どろんこ会グループにとっても、一人でも多くの方に幼児期からの性教育の大切さを知っていただくことが、子どもたちの体と命を守ることにつながると実感した時間となりました。
今後もどろんこ会グループは、子どもの体と生命を守るため、幼児期からの包括的な性教育の普及に力を入れてゆきます。
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