「保育博2023」エデュケーショナルセミナーにどろんこ会 安永理事長が登壇

2024.01.18

#メディア・講演

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2023年11月22日、保育・教育ビジネス&サービスに特化したビジネス見本市「保育博」のエデュケーショナルセミナーに、社会福祉法人どろんこ会の安永理事長が登壇いたしました。

講演テーマは「保育x児発x放デイx就労支援 全ての人がよく生きられる社会へ」。2023年7月に大阪で開催した「保育博ウエスト」での登壇が大変好評だったこともあり、同内容での東京講演のご依頼をいただきました。

登壇する安永理事長
保育博2023エデュケーショナルセミナーでの講演の様子

昨今、保育園の多機能化ニーズの高まりや省令改正を受け、どろんこ会グループでは、インクルーシブ保育の実施を検討する事業者や自治体から、視察のご希望や講演依頼を多数いただいている状況です。

今回の登壇では、当グループで25年間実践し続けてきた、施設を建てるだけではないインクルーシブ保育への取り組み方について、ひいては障害児の就労や社会参画を見据えた全ての子どもに「生きる力」を育む保育・教育について、実践事例を交えながら講演しました。

登壇する安永理事長
どろんこ会グループの事業(保育・福祉・農業)が循環していく様子を説明

どろんこ会グループでは、2015年に認可保育園と児童発達支援を併設した駒沢どろんこ保育園を東京都世田谷区に開所。以降、埼玉、千葉、神奈川、福島と各県に展開し、2023年には認可保育園・児童発達支援・放デイ・学童の4つの機能を併設した施設となる香取台どろんこ保育園を茨城県つくば市に開所しました。2024年4月には東京都東大和市にグループ初となる認可保育園と児童発達支援センターの併設施設の開所を予定するなど、インクルーシブ保育の推進をしてきました。

セミナーの冒頭に安永理事長は、今後保育業界が変わるために「認可保育園と児童発達支援の完全併設」を目指したと述べました。どろんこ会グループにとって「完全併設」とは、保育園と児童発達支援の子どもとスタッフが混ざり合い、共に成長する環境であり、スタッフは所属関係なく両施設の在籍児に対して支援を行う状態を指します。

野外炊飯の様子
福島県のインクルーシブ施設では、子ども同士で役割分担しながら野外炊飯を実施

約1時間の講演で、併設施設の実践事例の他にも、なぜインクルーシブ保育が必要なのか、障害や支援に対する考え方を改める必要があること、今後は全て大人が制限やコントロールをしようとする保育や支援は終えなければならないことなど、多岐にわたってお話いたしました。

今回のセミナーはオンライン開催はなく会場参加のみでしたが、想定よりも多くの方にお越しいただきました。講演前に既に満席となったため増席し、立ち見の方含め150名近くの方にご聴講いただきました。

セミナー会場の様子
当日のセミナー会場の様子

併設施設および弊法人のインクルーシブ保育に関する視察のご希望について

セミナー終了後は、視察希望のお声をたくさんいただきました。そうしたご要望に応えるため、昨年はインクルーシブ施設を実際にご覧いただく視察ツアーを開催。施設内をご案内後、開所までのプロセスや実際の保育において直面する課題などもお話ししており、12月の開催では、限定・先着10社、計20名の募集で満席となりました。

今後も視察ツアーの開催を予定しており、詳細は当ホームページやSNSで随時ご案内いたしますので、ぜひご参加ください。

インクルーシブ保育に関する視察・お問い合わせ

当グループの併設施設やインクルーシブ保育に関する視察・お問い合わせにつきましては、以下お問い合わせフォームよりご連絡ください。

視察お問い合わせフォーム

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