佐倉市の保育関係者の方々が香取台どろんこ保育園を視察
2024.03.14
千葉県佐倉市より、学童保育室を併設した保育園や異年齢保育の推進のため、どろんこ会グループに視察のお問い合わせいただきました。
下記の記事をきっかけにご連絡をいただき、詳しくお話をお伺いしたうえで、学童保育室と放課後等デイサービスも併設している香取台どろんこ保育園(茨城県つくば市)にお迎えすることになりました。
早稲田大学大学院の研究にどろんこ会が協力 学童x保育園 併設施設の可能性を探る(前編)
早稲田大学大学院の研究にどろんこ会が協力 学童x保育園 併設施設の可能性を探る(後編)
当日は施設長による施設案内に加え、どろんこ会グループマーケティング本部長によるスライドを使ったレクチャーも実施しました。
香取台どろんこ保育園は1階に2歳児から5歳児の保育室と児童発達支援の支援室を一体化した、壁のない大きな部屋があり、2階に0歳児、1歳児の保育室、および学童保育室と放課後等デイサービスを一体化した部屋があります。子どもたちが年齢を問わず、また障害の有無にかかわらず、混ざって生活する場をご覧いただきました。
今回、佐倉市からはこども保育課、こども政策課の職員の方だけでなく、公立保育園の園長の皆さまにもご参加いただきました。案内を務めた香取台どろんこ保育園および発達支援つむぎ 香取台ルームの施設長と、保育園運営における園長の責務や課題を率直に語り合うなど、公立園と私立園の垣根を超えた交流が実現しました。さらに、同行した本部スタッフは市職員の方々と保育の質の向上やインクルーシブ保育の実現について意見交換することができ、大いに盛り上がることができました。
視察終了後にはこのようなご感想もお寄せいただきました。
―「混ざる」という言葉を使われたことが印象に残りました。異年齢、インクルーシブ教育と文言が示しそうな「形」「型」から考えるのではなく、「混ざる」という考え方、保育というより、自然な生活の形だと思います。
―児童発達支援と保育園の一体化が実現されており、スタッフの方々の心が通い合っていることが感じられた。スタッフ同士がお互いを認め信じ合って、本音を伝えあえる関係がないと、よりよい考えや実践は生まれないと感じた。
どろんこ会グループでは、自治体の方のニーズに合わせたご視察も承っております。
お問い合わせはこちらからどうぞ。
関連リンク
こども家庭庁成育局保育政策課と支援局障害児支援課の方々が北千住どろんこ保育園を視察
内閣府規制改革推進室が北千住どろんこ保育園を視察 インクルーシブ保育の「規制の壁」について意見交換