朝霞どろんこ「みんなで食べよう会」

2021.08.26

#保育園

本格的な夏が到来し、畑では夏野菜がどんどん大きくなりました。朝霞どろんこ保育園では、収穫した野菜は手作り味噌で味噌汁を作ったり、漬物にしたりしています。野菜洗いや皮むきの手伝い等、日頃から調理活動を楽しんでいる子どもたちですが、せっかく作ったものでもアレルギーで食べられないなんていうことも…。アレルギーの有無に関係なく、みんなで一緒に作ってみんなで一緒に食べることを楽しみたい!という想いから、「みんなで食べよう会」を開催しました。

数日前から楽しみにしていた子どもたちは、お気に入りのエプロンと三角巾をつけて準備万端です。

エプロンをつけた子どもたち

まずは野菜の下ごしらえから。

野菜を手に取り「見て見て、ニンジン大きいよ!」「ザラザラしてる」と、これからご飯になる食材を前に、ワクワクしている様子です。包丁を握ると、表情が変わり、「ねこの手だよね」「かたいなぁ」と、真剣なまなざしで慎重に切っていきます。

野菜を調理する子どもたち

下ごしらえが終わった野菜を沢山抱えて厨房へ「お願いしまーす!」と届けた子どもたちの表情は達成感でいっぱい!余った皮や切れ端は園庭のコンポスト(食材を活用した肥料づくり)に入れます。小さな食材も無駄にはしません。ごはんが出来上がると、待ってました!と言わんばかりに、「私○○ちゃんの隣がいい!」「赤ちゃんと食べたい!」と、思い思いの場所で元気に「いただきます」をしました。

肉じゃがを食べる子どもたち

みんなで作った肉じゃがを頬張りながら「これぼくが切ったニンジンかな」「みんなで作ったの、おいしいね」と、いつも以上にキラキラした表情が印象的でした。 「作って食べる」当たり前のことを子どもたちと一緒に体験するだけで、こんなにも楽しく意味のあるものになるんだなぁ…と食育の大切さを改めて感じる機会となりました。

文:朝霞どろんこ保育園 職員

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