朝霞どろんこ保育園「朝どろマラソン大会」
2021.12.23
#保育園
2021年も残すところあと一か月となり、園庭にある木々の葉っぱも落ち始め、本格的な冬の訪れを感じます。朝霞どろんこ保育園の子どもたちは、冷たい風に鼻を赤らめながらも、寒さに負けず毎日たくさん遊んでいます。そんな元気いっぱいな子どもたちと、今年も「朝どろマラソン大会」を行いました。
マラソン大会に向け、まずはみんなでコースと目標を決めました。土手に出て実際に歩いたり、走ったりしながら「去年はここから走ったね、今年はどこからがいいかな」「こめ組だからもっといっぱい走れるよ!」と保育者や友だちと相談しながら、走る距離を決めていきました。
目標も子どもたちと話し合います。
「走ることを楽しみながら、ゴールを目指そう!」
「仲間が疲れていた時は助けよう!」など、素敵な目標が子どもたちからたくさんあがってきました。
コースと目標が決まれば後は本番に向けて走り込みをします。体力を温存することなく、常に全力で走る子どもたちは「つかれた~」「足がいたい」と疲れ切った様子です。それでも「がんばれがんばれ!」とお友達に励まされたり、手を繋いで一緒にゴールを目指したりしながら最後までしっかり走りぬいていきます。
マラソン大会当日は、天気にも恵まれ子どもたちのやる気も十分です。0~1歳児のクラスの子どもたちは、保育者の真似をしながら一緒に走ったり、ハーモニカの音に合わせて楽しく体を動かしたりします。
そんな中、2~5歳児クラスの子どもたちは、緊張した様子でスタート位置へ向かいます。そして「よーい…どん!」という保育者の合図と共に元気よく駆け出しました。
ゴールを目指し頑張る姿を見て、自然と他クラスの子どもたちが集まり応援も始まります。みんなで作ったカラフルな応援フラッグやポンポンと、思いの詰まった声援がまた一つ、走る子どもたちの頑張るパワーになっているようでした。
悔しさから泣きながらゴールする子もいましたが、自分たちで決めたコースを力いっぱい走り切りました。ゴールテープを切るとキラキラとした達成感に溢れる素敵な表情を見せてくれましたよ。
目標に向かって頑張ることの難しさや楽しさ、友だちに抜かされてしまった悔しさや、目標を達成した時のうれしさなど、マラソン大会を通してたくさんの葛藤を経験しました。走りきった後の子どもたちの背中が、いつもより大きく見えた保育者でした。文:朝霞どろんこ保育園 職員
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