朝霞どろんこ保育園「成長を伝える会」
2022.03.24
#保育園
毎年開催している「生活発表会」の季節になりました。今年度の朝霞どろんこ保育園では「発表という形式に縛られず、のびのびとした普段の様子を見てもらいたい!」という意味も込めて「成長を伝える会」という名前にしました。
0.1歳児クラスは登園してから散歩に出発するまでの朝の流れを保護者の方と一緒に行い、大好きな散策に行ってきました。絵本や手遊びの時には、保護者の方のひざの上で少し緊張している様子でしたが、普段から行っているリズム体操で体を動かして、お茶を飲むと緊張も解けたようでいつもの笑顔をみせてくれました。
それからはいつものように楽しく過ごしながら、黒目側土手沿いを葉っぱや虫などを探しながら散歩して、園庭に戻ってくる頃にはみんな満足そうにしていましたよ。
2歳児は日ごろから厨房のお手伝いが大好きで、今回はキャベツをちぎりと、自分たちでみそ汁を作りました。「ちっちゃくしてね。」「このくらい~?」など思い思いの大きさにちぎって鍋に入れます。自分たちで用意したからこそ出来上がりも気になるようで、「いつできる?」と待ちきれない様子の子どもたちです。出来上がると「となりでたべよ!」と椅子を持ってきて一緒に並べて、普段の元気な友達とのやり取りが見られました。
体を動かすことが大好きな3歳児クラスは朝の会で動物体操をして元気いっぱい体を動かしましたよ。
自分の好きな散歩先を選び、選んだ理由を添えて発表しました。少し緊張しながらも、それぞれの選んだ理由にもひとりひとり個性があって、素敵な発表でした。
製作が大好きな4歳児クラスはグループごとに分かれ、4歳児クラスの名前の「むぎ」という文字をそれぞれのグループでテープや折り紙など色んな素材を使ってデコレーションしました。最後にパズルのようにくっつけて自分たちの「むぎ」という作品を作り上げました。色とりどりの「むぎ」という文字に、子どもたちも嬉しそうな表情を見せていました。
年長児はクラスみんなでたくさん練習したピアニカを演奏しました。緊張した表情でしたが、ホールに響く堂々とした音に保育者も保護者の方々も胸にこみ上げるものがありました。
その後は自分の得意なことを選び、発表していきます。友達の声援が飛び交う中、自分の背丈より高い壁に登る壁登りや、自分の目標に向かって何回も飛んだ縄跳びでも、真剣な姿がきらきらと輝いて見えました。最後に行ったドッジボールでは緊張から解き放たれたように楽しく終えることができました。
最後の幼児クラス全体での合唱では、普段から歌っているみんなの大好きな歌を開放的な縁側でピアノの伴奏に手話をつけて歌いました。お天気にも恵まれ、黒目川の土手まで子どもたちの元気な声が響き渡りました。保護者の方に普段の子どもたちの生き生きした姿や夢中になる姿、友達との関わりなどを近くで見ていただくことで、改めて子どもたちの心と身体の大きな成長を感じる1日になりました。
文:朝霞どろんこ保育園 職員
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