朝霞どろんこ保育園「自分たちでおせんべいを作ってみよう」

2023.02.23

#保育園

雪がちらつく日もあり寒い日が続きますね。暖かい春が待ち遠しくもあり、卒園する子どもたちとの別れが寂しなる、そんな時期になりました。

そんな1月のある日、園庭の窪地から「よいしょー!」という掛け声が聞こえてきました。子どもたちが臼を囲んで餅つきをしています。始めは、0~1歳児の子どもたち、職員や幼児と一緒に杵を持って餅つきを体験しました。

餅つき体験をする子どもたち

2~5歳児は、重い杵を自分一人の力で持ち、「よいしょー!」の掛け声に合わせてついていました。友だちの姿を見ていた子どもたちも「つぎはぼくだよ!」「わたしもやりたい!」と、臼の周りにはたくさんの子どもたちが集まっていましたよ。

餅つき体験に並ぶ子どもたち

ついたご飯は早速手作りのおせんべいに、つきたてのご飯をポリ袋に入れ、自分だけのおせんべい作りのスタートです。「あったかーい!」と、つきたてのご飯の温かさを感じたり、「ごはんの粒がなくなってきたかな?」と、粒が潰れているか確認したり、しながら作る子どもたちの姿がありました。

次は、お餅のように柔らかくなったご飯をおせんべいのように平らにしてホットプレートで焼きます。「いいにおい!」と、嗅覚でも美味しさを味わいながら焼きあがるのをまだかまだかと楽しみにしていた子ども達です。

さぁ、おせんべいが焼き上がり、いよいよみんなで実食です。手作りのおせんべいは味も格別なようで、「おいしい!」と笑顔でいっぱいの子どもたちでした。

おせんべいを作る子どもたち

0~1歳児の子どもたちもおやつの時間におせんべい作りをしました。あまりのおいしさに「おかわり!」とたくさんの声が聞こえてきました。

おせんべいを作る子どもたち

ハレの日に行うとされる餅つき、一人では決してできません。協力して行い、喜びをわかちあうことで、より一層おいしいものとなったようです。ついたご飯を自分たちでおせんべいにすることで食のありがたみ、美味しさを改めて実感した子どもたちでした。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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