朝霞どろんこ保育園「野菜づくり」

2024.06.27

#保育園

色とりどりの紫陽花に梅雨の訪れを感じる季節となりました。朝霞どろんこ保育園では「食育」の一環で畑やプランターを使ってみんなで育てて食べる野菜作りを行っています。太陽や雨など自然の中で子どもと共に野菜もぐんぐんと成長しています。

そんな野菜づくりの様子をご紹介いたします。

ポットで育てているかぼちゃの種に水をあげる子どもたち

まだ肌寒い昨年度末からかぼちゃの種をポットで育て始めました。暖かくすると発芽することを学び、日中水やりをして日向で沢山の太陽を浴びられるように一所懸命お世話をしました。「芽が出るかな?」「大きくなーれ!」と子どもたちのつぶやきが聞こえてきます。

かぼちゃの苗を畑に植える子どもたち

可愛い芽が出ると子どもたちも大喜びでした。自分たちで育てると喜びも一入ですね。芽は双葉から本葉に成長しました。

子どもたちは一人ひとつの苗を畑に植える事を任されるとワクワクどきどきとした表情を見せていました。「そーっと」「しっかり土をかけて・・」保育者の言葉かけを実践しながら大事に苗植えを行っていました。これから花を咲かせて大きく育つのが楽しみです。

保育園に掲示している野菜のクイズ
畑の雑草を抜く子どもたち

日照りが続く日は水やりも欠かせません。トマトやナス、オクラなど約8種類ほどの野菜に担当の「クラスリーダー」があります。保育者と育て方を調べ観察しながら、種まき・水まき・間引き・草むしりを行っています。

先日は「野菜を知ろう」というクイズをみんなで行いました。少しずつ親しみや愛着が沸き、日々の成長を友だちと喜び、元気がない野菜に気づくとどうしたらよいかと子どもたち自ら考える姿につながっています。

大根の種の小ささに驚く子どもたち

昨冬実った大根に花が咲き、種のなる房が沢山つきました。用務の方に教わった普段は見ることがない「大根の種の成り立ち」に大人も子どももびっくりです。「たねがちっちゃい!」と夢中で採集していました。秋まきの大根になる予定なので、子どもたちも育てるのが楽しみです。

普段食べている野菜を種や苗から育てる体験は、子どもたちの心の成長を育んでいます。野菜が苦手だった子も野菜に親しみを感じたり、育てる上で友だちと会話を交わしながら役割を担ったり、野菜の成長の変化に気づいたりと様々です。これから夏野菜がどんどん実っていきますので、子どもたちが実際に収穫をして食べる喜びを感じる姿が楽しみですね。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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