朝霞どろんこ保育園「リズム体操」

2024.07.25

#保育園

ケガをしない強い体を育てるための活動の1つであるリズム体操について紹介します。

身体機能の発達を促したり、子どもの体調を確認すること、また、歌をたくさん知っている子を育てるために、全年齢が取り組んでいます。

0歳児は、音楽で身体を揺らしたり、手を振ったり、ハイハイで動いたりと身体全体で音を感じ表現しています。

1歳児は、保育者や2歳児と一緒に取り組む中で、少しずつ見て真似るようになってきています。また、リズム体操の「お舟」では「友だち」と言う認識が芽生え、一人、また一人と手を繋ぎながら輪がどんどん広がっていき、微笑ましい光景が見られています。

リズム体操で手をつなぐ子どもたち
リズム体操をする子どもと、後ろから眺める子どもたち

2歳児はピアノの曲が流れると、保育者の見本が無くても音を聞き分けて判断し、友だちと顔を見合せながら楽しむ姿が見られます。また、幼児と一緒に取り組むことで、細かなやり方を覚えていき、自分のものにしていきます。

リズム体操を行う子どもたち

幼児はやり方が分かるので、下の子たちの見本となったり、より綺麗な姿勢を意識したり、「どれだけ上手にできるかな?」と友だちと競い合う姿も見られます。

リズム体操を行う子どもたち

異年齢の関わりが見られる場面もあります。

始めは、誘われても手を後ろに組んだり、壁に持たれて見ている姿がありましたが、徐々に「楽しそう!」「やってみようかな!」という思いが芽生え関わりを受け止めたり、自ら関わりにいこうとする姿へと変化していきます。

この「どうしよう」「でもやってみたい」のような気持ちの揺れが見え隠れしている姿を見ていると、保育者もドキドキした気持ちになります。

異年齢同士でリズム体操を楽しむ子どもたち

ケガをしない強い体を育てるための活動の1つであるリズム体操ですが、この活動の中でも人との関わりの育ちが随所に見られています。今後も強い身体作りと共に、「人との関わり」を大切にし、たくさんの関わりの輪を見つけていきたいと思います。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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