馬場どろんこ保育園「梅干し作り」

2024.07.22

#保育園

暑かったり涼しかったり、また雨が降ったりやんだりと、天気の移り変わりが激しいこの時期、子どもたちは室内屋外に関係なく、日々様々な遊びを楽しみながら元気に過ごしています。

馬場どろんこ保育園では、6月下旬に毎年恒例の梅干し作りを3.4.5歳児クラス中心に行いました。

梅干し作り当日、はじめに保育者が梅を漬ける材料の塩を見せながら「これは何かな?」と子どもたちに問いかけると、「さとう!」と元気に答える子どもたちでした。

塩を見て「砂糖」と答えた子どもが多かったので、実際になめてみようとなり、一人ひとりなめてみると「砂糖じゃない、塩だ。」「梅を塩に漬けるから、すっぱい梅干しになるのか。」と気づく姿が見られました。

下処理の工程では、一つひとつ丁寧に梅を洗い、つまようじでヘタ取りを行いました。

梅の実を洗う子どもたち
つまようじでヘタ取りを行う様子

瓶に梅と塩を入れ、その上から1.2歳児クラスの子どもたちがプランターで大切に育て収穫した赤紫蘇を加えました。

瓶の中に梅を入れる様子

赤紫蘇を加える際、保育者が「梅干しって何色かな?」と聞いてみると、「赤!」と答え、「今は緑だけど、赤紫蘇を入れると赤い梅干しになるのかな?」と考える子どもたちでした。

塩漬けした梅干しは、子どもたちがいつでも見ることのできるよう玄関に置きました。

梅干し作りの次の工程である天日干しがいつできるかと、毎日「まだかな?」「やわらかくなったかな?」と楽しみに見ています。

梅の瓶を眺める子どもの様子

梅干しが完成したら、子どもたちとどのようにして食べるか相談したいと思います。

今後も、日本の食文化のすばらしさを知ったり、食材の変化の不思議さに気づいたりしながら、子どもたちの食への興味に繋がる食育体験を取り入れていきたいと思います。

文:馬場どろんこ保育園スタッフ

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