馬場どろんこ保育園「ザリガニ釣りに挑戦」

9月、少しずつ秋の訪れを感じられるようになってきた今、馬場どろんこ保育園では、園舎の目の前にある「せせらぎ緑道」の川で、3・4・5歳児クラスのザリガニ釣りを行いました。

釣り道具は割り箸と洗濯ばさみを使って子どもたち自身で作り、それぞれが思い思いの工夫を凝らしていました。

事前にザリガニがどこにいるのか、どんな場所を好むのかをみんなで話し合い、考えました。そして、どうやったら釣れるかを予想しながら釣りをスタートしました。

すぐに釣れないと「難しいなぁ」「どうしたらいいのかな」と悩んだり悔しがる子がいる一方で、釣れた子が「静かに水に紐を垂らすと釣れるよ」と優しくアドバイスする姿が見られました。

ザリガニは、煮干しの餌にすぐ飛びつくかと思いきや、うまく持って行ってしまうこともあり、子どもたちは「逃げちゃった！」「もっとじっと待ってみようかな」と試行錯誤しながら釣りを楽しんでいました。

やっとの思いで釣れたザリガニを手にした子どもたちは大喜びで、友だちや保育者に「見て！釣れたよ！」と報告していました。みんなで釣ったザリガニの数を数えたり、大きさを比べたりしながら、自然と触れ合う楽しさを感じていた子どもたちでした。

このような自然体験を通して、身近な生き物に興味を持ち、その生態を知りたいという思う気持ちを育んでいきたいと思います。また、ただ観察するだけでなく、自分たちで調べたり考えたりする経験を大切にしながら、自然に親しむことの楽しさを、これからも子どもたちに感じてもらえる活動をたくさん取り入れていきたいと思います。

文：馬場どろんこ保育園スタッフ

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