馬場どろんこ保育園「干し椎茸作り」

2024.11.18

#保育園

少しずつ秋の深まりが感じられるようになってきたころ、馬場どろんこ保育園では、食育活動として、3・4・5児クラスを中心に原木から椎茸を育て干し椎茸作りをしました。

3歳児クラスは、毎日原木に霧吹きで水やりをし、大きく育てた椎茸を収穫しました。

収穫したシイタケと子どもたち

「ひんやりしてる!」と椎茸の触感を感じたり、「いいにおいがする!」と匂いをかいだり、小さな椎茸をみて「ドングリみたい」と、ちょっとした発見をしたり子どもたちは嬉しそうでした。

4歳児クラスは、収穫した椎茸を裂く工程に挑戦しました。

見本を見ながら、「こうやってやるの?」と確認しつつ、椎茸を一つずつ丁寧に裂いていきました。子どもたちは「ふわふわしてる!」「ちょっとくさいかも。」と、こちらでも五感を通じて感じたことを友だちと伝え合う姿がありました。

シイタケの香りをかぐ子どもたちの様子

5歳児クラスは、包丁を使ってしいたけをスライスしました。

包丁作業にちょっぴり緊張しながらも、手の位置に気をつけて慎重に切っていました。

「まっすぐに切れたよ!」と、嬉しそうに報告する姿が見られました。

シイタケを切る様子

子どもたちが加工した椎茸は、しばらく天日干しをして乾燥させることを保育者が伝えると、「小さくなるのかな?」「かたくなるのかな?」と想像しながら、子どもたちが完成を楽しみにしていました。

完成した干し椎茸は、出汁をとったり、スープに入れたりして、みんなでいただきたいと思います。

干しシイタケ

今回の椎茸栽培と干し椎茸作りを通して、子どもたちは光合成で育つ野菜とは違う、菌類の食べ物を知りました。今後も、自分で作ったものを食べる楽しみを感じながら、様々な食材に触れる体験を多く取り入れていきたいと思います。

文:馬場どろんこ保育園スタッフ

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