ふじみ野どろんこ保育園 ~どろんこランド~

2022.10.11

#保育園

第15回は、ふじみ野どろんこ保育園のどろんこランドの紹介をしたいと思います。

ふじみ野どろんこ保育園ではマネースクールの一環としてお店屋さんごっこを楽しんでいます。企画の背景には、電子マネー化やネットショッピングが子どもたちの生活の日常となっていること。ものを売る人がいてお金を払って欲しいものを買う経験を知らない子がいるかもしれないことなどを考えたとき、どろんこ会で大事にしている労働と労働した喜びを味わう活動をしたいというのがきっかけとなります。

どろんこランドの看板

当日を迎えるにあたって、活動の軸となる幼児クラスの担当スタッフと発達支援つむぎのスタッフで会議をし、大人主体ではない子ども主体で、子ども主導の活動にするにはどう子どもたちに説明するのがよいか話し合いを行いました。 年長の子どもたちが、子どもたちだけでどこまで話し合って決められるのか、異年齢の活動としてスタッフはどう関わっていくのが一番いいのかをとことん出し合いました。

お店屋さんごっこの様子

年長で決めたネーミングのどろんこランドにも思いがあります。某ゆめの国のようにアトラクションもあれば、お土産やフードコートもあるような、お店屋さんの形にとらわれない方向で準備しようと決めました。

年長の子どもたちが中心になって決めた準備も、図鑑をつくって展示するブース、警備員、食べ物とおもしろい発想が飛び出して、どんな当日を迎えるのかスタッフも楽しみに当日を迎えました。

お客さんになる子どもたち

当日は日課や日常の活動でためた頑張りカード1枚につき余計にお金をもらい、労働と対価の関係を学びながら楽しく活動することができました。今後も、今の子どもたちにつけたい力を模索しながら、保育に繋げていけたらと思います。

お店屋さんを楽しむ子どもたち

文:ふじみ野どろんこ保育園スタッフ

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