ふじみ野どろんこ保育園「命をいただく」

2022.11.15

#保育園

第16回は、ふじみ野どろんこ保育園の命をいただく体験(マグロの解体)の紹介をしたいと思います。

ふじみ野どろんこ保育園では毎年命をいただく体験を行っています。

例年はさんまを目の前で解体し、海で泳いでいた姿から、みんなが食事でいただくまでをスタッフが目の前でさばく姿を見学する体験をしています。内臓も自分のからだと同じことを知る活動となっています。そのあとは、園庭でさんまを炭火で焼いてみんなでおいしくいただいています。

園庭のかまどでマグロを焼く様子

そして今年度は大きな魚でダイナミックな魚の解体を子どもたちに見せたいと計画を進めてきました。大きなぶりでの計画でしたが、「それなら私が釣って届けるわ」と理事長の素敵な行動力で、なんと届いた魚はぶりではなく30㎏のおおきなキハダマグロでした。

保育士(大人)は子どもに背中を見せる。施設長はスタッフに背中を見せる。ということで今回施設長自身も解体初体験をしかもマグロで経験することが出来ました。

マグロの解体に挑戦する施設長と、見学する子どもたち

当日は、園庭にテーブルを2つ並べ、子どもたちは縁側に集まりました。初めての光景に子どもたちのまなざしは真剣そのものです。

「くさい」「気持ち悪い」「食べたくない」とリアルな活動に顔をしかめる子もいましたが、切り身に近づき見慣れた見た目になってくると「マグロ好き」「おいしそう」と子どもたちの感想や表情にも変化が見られました。

焼いたマグロを食べる子どもたち

今回も園庭に常設しているレンガのかまどで頭と尾っぽを炭火で焼いて、子どもたちは火を通したものを美味しくいただきました。

当日お迎えに来られた保護者にもお刺身を味わっていただきながら様子や感想を聞くことができました。大人も子どももおいしそうに頬張る姿を見ることができ、今後もふじみ野どろんならではの体験を行っていけたらと思いました。

給食を食べる子どもたち

次の日には、マグロの解体体験の絵を描く子どもたちの姿が見られました。

マグロの絵を描く子どもたち

文:ふじみ野どろんこ保育園職員

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