ふじみ野どろんこ保育園「~命をいただく~」

2023.12.12

#保育園

園内の様子

第29回は、命をいただく活動として行ったタコとイカの解体を含めた活動をご紹介したいと思います。

解体と言っても、買ってきたタコやイカをさばいて、その様子を見学するだけではありません。子どもたちの日々の会話から興味が広がり、今回の行事に繋がっています。乳児クラスも幼児クラスも散歩や商店街ツアーでスーパーの鮮魚コーナーを目にして、沢山の種類や加工品の元が魚だったことを学んだりしました。当日使用するタコやイカも事前に注文し、子どもたちが買いに行きました。

スーパーの鮮魚コーナーを見学する子どもたち

スーパーでゆでたタコは目にした子どもたちでしたが、実際に生の大きなタコを目の前にすると、かなりびっくりした様子でした。

タコに驚く子どもたち

解体し内臓を見たり、吸盤に触れたり興味深く参加する姿が多くみられました。図鑑や本で覚えた通りタコが8本・イカが10本足が本当にあるのか数えると皆で大きな声で数を数え盛り上がりました。クライマックスは目の前でタコの足を茹でる活動です。みるみる赤色に染まりいつも見慣れた姿になると安心した笑顔が見られたのが印象的でした。茹でたタコを実際に頂き、保護者にも味見してもらいました。解体という一つの行事にも沢山の発見や驚き、学びになったと感じています。

今後も楽しんで遊びの中で学べる活動を目指していきたいと感じます。

タコの足と子ども

文:ふじみ野どろんこ保育園スタッフ

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