日高どろんこ保育園「プチどろんこ祭り」
2021.10.04
#保育園
どろんこ祭りとは毎年7~8月に保護者が中心となり、園児・保育者が共同で企画し地域とのつながりを深める大きな行事です。
昨年同様コロナウイルスの関係で、地域の方、保護者の方を招く事が出来ず残念でしたが、園に通う子ども達だけでも楽しんでもらえるよう、規模は小さいですがプチどろんこ祭りを開催いたしました。
今回、子ども達、保育者が考えた5つの出店(宝探し、亀すくい、的当て、輪投げ、スライダー)が園庭に並びました。いくつかの出店を紹介いたします。
日高どろんこ保育園のお祭りといえば「スライダー」
祭りの終盤に行い乳児も幼児も保育者も全身びしょ濡れになりとても楽しんでいました。
プール遊びが始まった7月当初は水が苦手で泣いていた0歳児も幼児が楽しむどろんこスライダーを見て瞳をきらきらさせていました。保育者と一緒に滑ると「キャッキャッ」と声を出して喜んでいました。お姉さんが「一緒に滑ろう」と誘ってくれると、嬉しそうにお姉さんの足の間に座り、一緒にスライダーを楽しんでいました。
夏の短い期間でも、興味関心が増えさまざまなことに挑戦しようとする姿は大人も感心するほどです。
もう1つは宝探しです。園庭に隠れたお化けや動物、野菜などのイラストが何枚あるのかを探します。無事に探すことが出来たら素敵なネックレスをプレゼント。
4,5歳児はイラストを探して数え、カードに見つけた枚数を書きます。「6ってどうやって書くの?」と友達と協力しながら進めていく姿がありました。
その様子を見た2,3歳児はお兄さんお姉さんの真似をしてイラストを探し、保育者に「お化けだよ」と教えてネックレスを貰っていました。
ネックレスを貰い大喜びだった子ども達はアクセサリーに興味をもち、最近では保育園での宝石作りに夢中になっています。
集中してアルミホイルで石やペットボトルのキャップを包みお家の方や大事な友達にプレゼントをしたいと言う子どもが多くみられました。製作遊びを通し子ども達の優しさが溢れる様子があり、あたたかい気持ちになります。
今後も子どもの興味から遊びを広げて、こころとからだの成長を見守っていきたいと思います。
文:日高どろんこ保育園職員
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