日高どろんこ保育園「お店屋さんごっこ」

2021.12.06

#保育園

どろんこ祭りの準備期間中、ちょうちん作りで盛り上がっているところ、5歳児の子ども達から「自分達のお店を開きたい」と声が上がりました。残念ながらどろんこ祭りには間に合いませんでしたが「どんな店を開くか」「どうしたらお客さんに楽しんでもらえるか」など会議を重ねた結果10月に「おばけやしき」と「くじびき屋さん」を開くことが決定いたしました。備期間は約1か月間で友達と相談しながら、それぞれ作業を進めていきました。

お化け屋敷の看板

お化け屋敷は5歳児の保育室を大きく使用しました。麻紐を蜘蛛の巣のように張り巡らせ罠を仕掛け、簡単には進めないよう工夫したり、保育室の窓や扉に新聞紙を貼り、薄暗く怖さも演出。お化け役が隠れる場所やお墓・看板など脅かす準備は万端です。

大量に作ったくじ

くじびき屋さんは大量にくじを作成。「あたり」「はずれ」ではひらがなが読めない子もいるという意見から「〇」「×」で作成します。景品はイヤリング・あやとり等、種類は豊富で数も100個以上用意されました。くじ引きの箱はお客さんがスムーズに参加できるよう2箱用意しました。前日の最終チェックは入念です。

お店屋さんごっこ当日、くじ引き・お化け屋敷はそれぞれ一回「100円」になります。0歳児から4歳児までがお客さんです(0,1歳は無料)。

お化け屋敷の様子
くじびき屋さんの様子

どちらのお店も大盛況。お客さんが行列を作ってまで沢山来てくれた事、喜んだり怖がったりした事、お金を稼いだ事に大きな喜びを感じていました。最後はみんなで稼いだお金を山分けです。

目的に向かって友達と一緒に試行錯誤し協力して作りあげる姿は、とてもたくましかったです。

お店側の子もお客さん側の子も「私もお店やりたい」「今度はお花屋さんになる」など、たくさんの声があがったので、また子ども達とお店屋さんごっこを企画したいです。

文:日高どろんこ保育園職員

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