日高どろんこ保育園「味噌づくり」

2023.03.06

#保育園

毎年恒例の味噌づくりを3日間に分けて行いました。

1日目は、子どもたちが相談して、大豆をザルにあける係、大豆を洗う係、洗った大豆を鍋に入れる係の3つに分かれて行う事になりました。

係決めも「僕はここがいい!」「ここ人数多いから、私あっちのチーム行く」などと意見が分かれながらも譲ってくれる子もいました。

決めた係をどうしたらみんなでできるか、どうしたら大豆を落とさずにできるかなどを相談しながら進めていきます。

大豆がすべて洗い終わり、水で浸して1日目は終わりです。

大豆を洗う子どもたち

2日目は、園庭で焚き火をして、水で浸した大豆を煮ました。

焚き火で暖をとり、煮汁から出た灰汁を触り「マシュマロみたい!」「ふわふわだね!」と初めての感触を楽しんでいました。

子どもたちにも鍋の中の大豆を混ぜてもらい、煮終わった大豆を試食しました。

「おいしい!」「ほくほくだね!」「もう1個ちょうだい」と大人気でした。

最終日は、身支度をして準備万端で子どもたちのやる気も溢れていました。

はじめは袋に入れた大豆を丁寧に潰します。机に叩きつけている子や、指で一粒ずつ潰す子など様々でした。

「こうやったほうが潰れるよ!」「それだと袋が破けちゃうよ」など子どもたちで相談しながら作業していました。

大豆を袋の上から潰していく子どもたち

潰した大豆に塩と麹を順番に入れて混ぜますが、鍋からこぼれてしまいます。

「そっとやるんだよ」「ゆっくりね」とみんなで協力しながら行っていました。

大豆に塩と麹を混ぜる子どもたち

最後に丸めた大豆の塊を樽の中に入れます。空気が入らないようにと力いっぱい投げ入れ今年の味噌を完成させることが出来ました。

活動を行う前に、「みんなが作る味噌は来年の保育園のお友達のお味噌汁になるんだよ」と話すと責任感が出てきたようで、3日間一生懸命取り組んでくれました。

みんなの作った味噌を来年の給食でおいしく食べられるといいなと思います。

子どもたちが作った味噌

文:日高どろんこ保育園スタッフ

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