東寺尾どろんこ保育園「みかん狩り」

2022.01.13

#保育園

寒さも冬本番となり、真冬を感じるようになりましたが、果物の収穫も目覚ましい時期ですね。東寺尾どろんこ保育園では、保育園で育てていたみかんが収穫時期を迎え、みかん狩りを行いました。

みかんのヘタをはさみで切る子ども

子どもたちはハサミを使いながら、上手にヘタを落としてみかんを収穫しました。「大きいのをとるんだ」と意気込んで、真剣な表情でみかんを大捜索していました。

ハサミでみかんのヘタを切る子ども

「上の方に大きいみかんがあるよ」と背伸びをしてみたり、届かないからと別の場所を探したり吟味していました。 大きいみかんはヘタが太く、ハサミの刃がなかなか入りません。目一杯の力でハサミを握ってようやく切ることができ、子どもたちには一苦労でした。

みかんを収穫する子ども

「ハサミの先の方がいいのかな」「ハサミの奥の方をあてると切りやすいよ」と試行錯誤しては、やっとの思いで両手いっぱいに抱えきれないほどの大きなみかんを収穫することができ、子どもたちは大喜びです。

さて、その収穫したみかんたちですが、その後どうなったかというと、もちろん子どもたちでも美味しくいただきました。しかし、あまりにも大豊作だったために売りに出すことになりました。

みかんを袋に詰める様子

子どもたちは、あらかじめスーパーで売られているみかんの値段を下調べして、子どもたち同士で会議を開いて話し合いを行い、値段を決めました。自分たちの手で袋詰めをしてみかんを売りに出しました。

みかんを販売する子どもたち

もちろん仮想通貨や疑似的なお金ではなく、本物のお金を使用し金銭のやり取りを体験しました。「こうやってきれいに並べたら買いたくなるかな」と売り方の工夫も自分たちで考えて趣向を凝らしていました。みかんが売れたときには素直に心から喜び、自然と「ありがとうございました」と口にしている姿もありました。

子どもたちにとっては、珍しいことだらけで貴重な体験の連続でしたが、いい経験になっています。

文:東寺尾どろんこ保育園 職員一同

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