東寺尾どろんこ保育園「食育活動と表現活動」

2022.02.18

#保育園

食育活動~出汁のお話~

関東で4年ぶりの大雪が降った1月、東寺尾どろんこ保育園では5歳児のこめ組にむけて出汁のお話を行いました。

最初に昆布はどこでとれるのか、かつお節は何からできているのか、など出汁に関するクイズを出題しました。子どもたちは一生懸命考えて元気いっぱいに答えていました。

出汁に関するクイズに答える子どもたち

その後かつお節、昆布、煮干しを観察しました。実際に触ったり、匂いを嗅いだりして感じたことを子どもたちに聞きました。「良い匂いがする!」といった声や昆布を触って「固い」「わかめみたい」といった声もきかれ、「これから出汁がとれるの?」とみんな不思議そうに触っていました。

昆布を触ってみる子どもたち

次に煮干し出汁と合わせ出汁を子どもたちに飲んでもらい、どっちが煮干し出汁でどっちが合わせ出汁かあててもらいました。少し難しいかなと思っていましたがみんな大正解。「かつお節の味がする」「魚の味がする」といった感想を言い合いながら真剣に飲み比べていました。

出汁の飲み比べをする子どもたち

次にお湯に味噌を溶いただけの味噌汁と煮干し出汁、合わせ出汁、それぞれに味噌を溶いた味噌汁を飲み比べてもらいました。お湯に溶いただけの味噌汁は、「いつもと違う」「おいしくない」といった声が上がる一方、出汁入りの味噌汁は「おいしい!」といった声がきかれました。しかし煮干し出汁の味噌汁は少しクセがあるのか「あまりおいしくない」といった意見もありました。一番おいしかったのはどれか聞いてみると、満場一致で合わせ出汁の味噌汁でした。

出汁をじっくり味わうことはなかなか無いと思うので貴重な経験になったのではないでしょうか。これを機に味わう楽しさや興味が深まっていくといいなと思います。

~生活発表会の練習~

2月に行われる生活発表会の練習をしているこめ組の様子をお届けします。

ソーラン節を練習する子どもたち
ソーラン節を練習する子どもたち

この写真は生活発表会で披露するソーラン節の練習風景です。ソーラン節は北海道の日本海沿岸に伝わる民謡で、ニシン漁の際に歌われていた作業歌です。そのことを子どもたちに伝えてから練習することで踊り方、動きを理解する早さが上がります。

みんなで音楽に合わせて「ヤーレンソーランソーラン」「ドッコイショードッコイショー」と元気に一生懸命練習しています。2月の生活発表会本番では楽しむことも忘れず、練習の成果を存分に発揮してほしいなと思います。

文:東寺尾どろんこ保育園職員

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