一宮どろんこ保育園「自然と触れ合い、心を育む!ネイチャーゲーム」
2024.12.04
#保育園
ネイチャーゲームとは自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体である事に気付く事を目的として行われ、自然の知識がなくても五感を使って自然の持つ様々な表情を楽しむ事が出来るゲームです。
まず最初は「森の色合わせ」です。
きいろ、みどり、あお、ピンク、オレンジの5色の折り紙をランダムに配り、折り紙と同じ色の自然物を探します。花や石、落ち葉等を折り紙の色と照らし合わせ「おなじいろあった!」「きいろだけどすこしちがうよ」と同じ色の自然物を探していた友達と発見した事を一緒に喜び、見比べ、僅かな色の違いに気付く姿も見られました。周りを見渡すと茶色や緑一色に感じられる自然も、よく見てみると様々な色が満ち溢れ、「みどり」といっても実に多くの緑がある事に気付く事が出来ました。
次は「ミクロハイク」です。 紙で出来た虫眼鏡を使い、足元や自然の中にあるミクロの世界を覗いてみました。「これなにかな?」「ちいさいむしさんからみると、きっとぼくたちはおおきいね。こわいっておもわれてるのかな?」等といった声が聞こえ、普段気付かない世界に目を向け、自分よりも小さい生き物の立場になって考える姿がありました。
次は「自然のつぶやき(木のセリフ)」です。
自然の中にある物の気持ちになり、その声を代弁します。足元にある枯れ葉は「みんながふんでいたいよ」木を這う様にして伸びていた植物は「みんなのびるぞ~」といった声があがりました。木の声を聞いてみようと耳を当てる姿も見られ「なにもきこえないよ」「ざーっておとがする」といった声も聞こえ、自然物の特徴や個性を捉えた沢山の「つぶやき」を聞く事が出来ました。
最後は「宝さがし」です。
ドングリや落ち葉、石など自分にとって好きな宝物を持ち寄り、発表し合いました。友達の宝物に「きれいだね」「わたしもおなじもの!」と共感したり、「どこにあったの?」と興味津々に質問したりする姿が見られました。
今回のネイチャーゲームを通して、様々な視点から自然に触れ、たくさんの気付きや発見を楽しむ事が出来ました。日々の遊びの中でもネイチャーゲームを取り入れ、私たち大人も、子どもたちと一緒に自然に目を向けて興味や関心を深めたり、生命の尊さについて考えたりしていきたいと思います。
文:一宮どろんこ保育園スタッフ
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