一宮どろんこ保育園「梅干しおにぎりを作るよ 」

2025.03.12

#保育園

一面に広がる田んぼの写真

一宮どろんこでは毎年お米を作っており、5月に代掻きから始まり、田植え、稲刈り、もみすり、脱穀も行います。

子どもたちは稲刈りまでの約4か月間、収穫を楽しみに毎日稲の生長の変化を見に行き、「美味しくな~れ」と声を掛け、見守っていました。

去年の夏は気温が高く、水の供給が間に合わない日々が続き、お米を作るって大変だと改めて実感しました。

お米ができ、収穫した時の子どもたちの目は輝き、喜びに満ちていました。

米をとぐ子どもたちの様子

おにぎり作りスタート。

こめめ組があずき組に研ぎ方を教えながら楽しそうに研いでいます。「お米はこう研ぐんだよ。お水が白くなくなるまで何度もやるよ。」と会話が弾みます。

梅干しの種と実に分ける作業を行う様子

おにぎりの具は梅干し。

この梅干しも自園で手作りしています。梅干しの種と実に分ける作業をむぎ組が行いました。種に近い実はなかなか取れず、力を入れ、一生懸命に取っていました。梅干しの香りを嗅ぐとすっぱそうな顔も見られました。

ラップに炊き立てのご飯をのせ、梅干しを入れ、握り、世界に一つだけのおにぎりが完成。ひえ組はおにぎりを握る際、「にぎ、にぎ」と声を出しながら真剣な顔や笑顔などいろいろな表情が見られました。

おにぎりを食べる子どもたちの様子

おにぎりが完成。

口いっぱいに頬張り、お米と梅干しの味を堪能していました。自家製の梅干しは想像以上にすっぱかったけど「みんなで食べるとおいしいね」「私、三角になった」「僕は丸にしたよ」などと友達と会話をしながら楽しそうに食べていました。

自園米と自家製梅干し、後は塩があれば完璧。九十九里浜が近いので、今後塩作りに挑戦できたらいいなと思っています。

文:一宮どろんこ保育園スタッフ

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