池上どろんこ保育園「手作りみそで豚汁作り」

4月に行ったみそ作りから早9ヶ月が経ち、ようやく池上どろんこ保育園の手作りみそが完成しました。そこで今回は、食育体験として手作りみそを使用した豚汁作りを行いました。

ひえ組とあずき組は、それぞれほうれん草と白菜を食べやすい大きさにちぎる体験を行いました。

柔らかい葉の部分と、硬い茎の感触の違いを感じながら「みてみて～」とちぎった葉を見せてくれたり、黙々と真剣に取り組んだりとそれぞれ楽しむ姿が見られました。

幼児クラスは野菜を包丁で切る体験やみそを溶いて味付けをする体験を行いました。

みそ作りをした4月と比べて大分手先が器用になっただいず組は、今回が初めての包丁体験です。「ねこの手で切るんだよ」と伝えると一生懸命手を丸くして、けがをしないよう真剣に包丁を握っていました。

むぎ組とこめ組は包丁の扱いにも随分慣れてきたようで、安定した手つきで具材を切る様子が見られました。

具材に火が通ると、今度は味付けです。溶いたみそを少しずつ大きな鍋にいれ、だんだんと汁の色が濃くなっていく様子を観察しました。「だんだんみそ汁みたいになってきた」「いいにおいがしてきた」といった声があがり、みんなで豚汁の完成を喜びました。

完成した豚汁は鍋いっぱいの量でしたが、自分たちで作ったという達成感もありいつもよりたくさんの量を食べました。「自分でつくったやつだからおいしい」「ママたちにも作ってあげるんだ」と満足気な様子の子どもたちです。

豚汁作りを通して自分で料理を作ることの達成感や、みんなに振る舞う喜びを感じた子どもたち。池上どろんこ保育園では、これからも様々な食育体験を行っていきます。

文：池上どろんこ保育園スタッフ

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