池上どろんこ保育園「こだわりの詰まったどろんこ祭り~どろサポの力~」
2024.08.27
#保育園
7月20日土曜日、池上どろんこ保育園にてどろんこ祭りを開催しました。
在園児家庭以外にも、卒園児家庭や近所の友だち、地域の方など誘い合ってたくさんの方が来てくださいました。
どろんこ祭りは園スタッフや子どもたちだけでなく、有志の保護者様も一緒に準備を進めてきました。特に中心となって企画や運営をしていたのが、「どろんこサポーターズ」通称「どろサポ」の方々です。
「どろサポ」とは、どろんこ会の保育園に存在する任意参加の保護者組織で、どろんこ祭りを代表として保育園と共に子どもたちのために活動していただいております。
そんな今回のどろんこ祭りでも大活躍だった「どろサポ」に注目し、2名の方にインタビューにお答えいただきました。
1人目は、これまでもどろサポとしてご協力いただき、今回も中心となって動いていただいたHさんです。
スタッフ「今回のどろんこ祭りのこだわりを教えてください」
Hさん「今年はストラックアウトの木枠や水鉄砲射的の射的台もお手製で、屋台ごっこの小道具もリアルに。やっているうちにどろサポの中でもアイデアが出てきて、焼きそばの麺はこれじゃちょっと薄味すぎるとか、キャベツの画用紙これじゃちょっとまずそうだとか(笑)。最終的にはトウモロコシにペンキを使って焼き目をつけるというすごいアイデアまで出て。試行錯誤しながらでしたね。でもそのおかげで祭りの後にも園で遊んでくれて、そういう子どもたちの反応が嬉しいです」
スタッフ「どろサポに入ったきっかけを教えてください」
Hさん「純粋に子どもたちが喜ぶことをやってあげたいなというのが一つと、もう一つはまだ話ができないような小さい子を預けるのに、そこがどんな環境なのか親が知る上でも保育園とか他の親と関わりを持つのがいいかなと思って入ったという感じですね」
スタッフ「ありがとうございます。最後にどろサポについて何かあれば」
Hさん「そんなに構えるような組織じゃないんですけどね~保育園の部屋に集まって、子どもたちが遊ぶのを横目に見つつ打合せしていくみたいな。親子のつながりができるし親自身が普段やらないようないろんな体験ができるというのもメリットかも。子どもも負担なく一緒に参加しているから、一部ストレス発散みたいな、親子でね」
2人目は、今年度からどろサポに入り、お手製木枠などを手掛けたTさんです。
スタッフ「今回はDIYでご協力いただいたとのことですがいかがでしたか?」
Tさん「まずは低予算ということが一つで、最初はストラックアウトも段ボールでとか考えていたんですけど、4時間保たないなと思って。私自分の家で子どものベッドも作っていたので、できるかも!と思って。木製パレットって知ってます?あれ無料でくれる業者とかが結構あって。なのでそれをもらってきてばらすところから始まって…。低予算とか安全性も大事ですけど、やっぱり打ち抜いたら壊れちゃったとかも絶対嫌だったから、きちんとしたものを作ろうという意識でした。みんなで的の数とかいろいろ考えて、久しぶりにこんなに頭使ったなと(笑)」
スタッフ「どろサポに入って良かったことを教えてください」
Tさん「同じ年代の子どもを持つ親としての情報交換もそうですけど、ああ同じなんだなとか、悩みってほどでもないけどこれどうしてます?とかいろいろ話もできて。こういうのって大変だからちょっと手を挙げるのは…みたいに思いがちだったんですけど、案外これも楽しいなと。あとは自分の子どもがよその子とどう関わっているのか見る。先生からじゃなくて、実際に相手のお子さんを見て、親御さんを見て、なるほどなと思うところもありましたね」
スタッフ「ありがとうございます。最後にどろサポについて何かあれば」
Tさん「お手伝いをお願いした時に結構皆さんやってくれて、ありがたいなと、どろんこの親御さんってなんかそういう結束があるのかなと思ったのと、私今まで全然やってなかったな、反省と思いました(笑)。大きくなるにつれて子どもの生活してる様子って本当に分からないじゃないですか。意外とこういうのを大変と思わずにやってみるのも大事だなって。どろサポは時間の拘束が厳しければ外れることもできるし、皆さん働いていてできなくて当然なので、できるところで。もっと早くやっとけばよかったなって(笑)。でも楽しい思い出ができました」
子どもたちが楽しめるように、人数が少ない中でもこだわりを持って全力でどろんこ祭りを作り上げてくださいました。池上どろんこ保育園どろんこサポーターズはいつでも参加大歓迎です。これからの活躍にもご期待ください。職員も協力しながら盛り上げてまいります。
文:池上どろんこ保育園スタッフ
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