池上どろんこ保育園「土粘土遊び」
2024.10.29
#保育園
先日、池上どろんこ保育園では土粘土遊びをしました。園庭にはたくさんの土があって、水が混ざって泥になっている部分もありますが、「汚れたくない」という反応を見せる子どもたち。ではそのような子どもたちに、庭遊びの中でどう土や泥に親しんでもらえるか考え、庭遊びの中で慣れていくだけではなく、あえて土粘土で遊んでみる時間も作ってみたらどうだろう、と行事として行いました。
今回は園庭の土だけで挑戦しました。
土粘土遊びの行事当日、保育士の予想とは真逆で子どもたちは土を触ることにあまり抵抗を見せませんでした。むしろ「硬すぎたりポロポロしたりしてきたら水を入れてね」と話して用意していた水をたくさん入れて泥にする子どもも。それも遊びの一環。ひと遊びした後はまた土粘土遊びに戻り、友だちと並んで形作りを楽しんでいました。
出来上がったものはロッカーの上に飾って乾かしていたため、「今どんな感じ?」「かたい?」「ぼくのはこれだよ!〇〇を作ったんだ」など、作ったものを見ながら会話が膨らんでいく子どもたちの姿も見られました。
1歳児クラスは慎重な子が多く、泥や慣れないものがつくことを嫌がる年齢です。
土粘土も最初は遠くから見ている子が多くいました。でも保育士が触って形を変えてみたり、友だちが触ったり叩いてつぶしたりしている姿を見て、次第に一緒に触る姿やツンツンと感触を確かめる姿も見られました。
今回の土粘土遊びを通して、泥があまり抵抗なく遊べるものであること、感触や形が変わることを経験しました。また、土遊びを行うことで、雑菌への免疫がついたり五感が刺激されたりといったメリットもありますので、子どもたちの庭遊びに泥が活かしてもらえたらと思います。
園庭開放は(月)〜(土)9:30〜16:30まで行っています。水や園庭の道具は自由にお使いいただけるので、お好みの感触の泥を作って遊んでいただけます。
ぜひ遊びに来てみてください。お待ちしております。
文:池上どろんこ保育園スタッフ
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