池上どろんこ保育園「命をいただく」

2025.01.07

#保育園

今回は、日頃食べている肉がどのようにしてできているのかを知り、命の大切さを考える「命をいただく」活動の様子をお伝えします。

池上どろんこ保育園では、鶏とヤギを飼育しています。子どもたちは、日頃から小屋掃除や餌やりをして鶏に関わっています。保育園の鶏は、ただ育てているだけではありません。園生活の中で動物の生死に立ち会う経験や、生き物の世話をすることで自分の身の回りのことを自分でできるようにするためでもあります。すべて、命の重みを知る必要な体験となります。そこで、生きている鶏がどのようにして鶏肉となり私たちが食べているのかを知ってもらうために鶏を捌く動画を視聴しました。

鶏を捌く動画を視聴する子どもたち

動画が始まると真剣に集中して視聴する姿が印象的でした。動画を見た後に、子どもたちに感想を聞いてみると、「かわいそう」「羽取っちゃうの?」「捌いてみたい」と様々な感想が出ました。普段している挨拶「いただきます」と「ごちそうさま」は、命をいただくことへの感謝の気持ちを込めて伝えようと再確認することができました。

本を見て鶏のからだを知る子どもたち

次に鶏のからだの仕組みを説明しました。子どもたちは、自分のからだと鶏のからだを比べながら各部位の位置を学びました。

焼いた鶏肉を食べる子どもたち

最後に、鶏のムネ・ササミ・モモ肉を捌いて焼き、食べ比べを行いました。子どもたちは食べる前に、気持ちを込めて「いただきます」と挨拶をして鶏肉を味わっていました。

私たちは、生き物の命をもらわないと生きていけない、食べないと死んでしまうから、命を「いただいている」ということを今回の活動を通して考えることができました。

文:池上どろんこ保育園スタッフ

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