駒沢どろんこ保育園「フードサイクルを知ろう」

2024.10.02

#保育園

最近注目されているSDGsへの取り組みにおいて、「保育園でできることってなんだろう?」 ということで、駒沢どろんこ保育園では、どんな取り組みが適切か、模索が続いています。

保育園でもたくさんのごみが出ます。ごみを少しでも減らすためにも、まずはゴミの行く先の説明をしました。集めたごみは、子どもたちが大好きなごみ収集車が工場まで運んでくれ、高い温度で燃やされます。ごみを燃やす際に出たCO2が地球をおおって気温がどんどん上昇し、温暖化につながっているという話を保育者が作ったパネルシアターで、写真のように説明をしました。

保育者が作ったパネルシアターで説明を受けるこどもたちの様子

では、気温が上昇するとどんなことが起こるのか、子どもたち想像をすることは難しいので、パネルシアターで説明しつつ、台風や大雨、夏がとても暑いことにつながっていることを伝えてみました。皆深刻な表情で説明を聞いていました。

給食を作る際にでた野菜の芯や皮を、コンポストに入れてかき混ぜる様子
目には見えない微生物が時間をかけて分解をしてくれることで、土に戻る説明を受ける子どもたちの様子

なんと日本は世界でごみの多い国ワースト4と知ると、とても驚いていました。「自分たちが住んでいる地球になにができるだろう?」ということで、ごみを減らす取り組みの説明をしました。給食を作る際にでた野菜の芯や皮を、コンポストに入れてかき混ぜると、目には見えない微生物が時間をかけて分解をしてくれることで、土に戻るということを伝えました。

「フードサイクルを知ろう」取り組みの後、「今日コンポスト混ぜ混ぜしたよ」「この中には微生物がいるんだよね」「給食を残さず全部食べたよ」と、様々な声が聞かれました。難しい話かなと、保育者同士でこの取り組みをするかどうか迷いもありましたが、学びの芽になったのではないかとおもいます。身近な素材や題材を取り入れ継続して取り組んでいこうと思います。

文:駒沢どろんこ保育園スタッフ

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