駒沢どろんこ保育園「運動遊び」

運動会が10月5日に世田谷区立等々力小学校で行われました。今年も保護者の皆様からたくさんの拍手と声援をいただき、嬉しそうな子どもたちの表情が印象的でした。

さて、今年の夏も暑かったですね。7月、8月は水遊びやプール活動となりますが、9月も熱中症予防の観点から、戸外活動の時間を短くしたため、室内で過ごす時間が長くなりました。

ただそこはアイデアが豊富な保育士たちです。走る、跳ぶ、くぐる、バランスをとる、体幹を意識したトレーニングなどの運動をアレンジして、楽しく体を動かせるよう、様々な工夫をしています。

サーキット遊びには、ハードル、跳び箱、太鼓橋、マット運動、巧技台を使って色々と組み合わせることができるので、日替わりでの変化も楽しみの一つとして取り組めるようにしつつ、しっかり体を動かすことができる内容にもしたいので、そこは意識したいポイントです。

また発達を考えると、おのずと内容も変わってきますので、少しだけ難易度を付けることも考慮しました。

保育者手づくりの、ペットボトルがたくさん入った重い箱や、ダンボールキャタピラ、新聞紙を使ったボールでの追いかけ玉入れも、盛り上がりました。

参加をしている子どもたちを見ていると、その子の苦手なことが見えてきます。それがわかると、次の支援の手立てを考えることができます。バランスのいい体づくりを目指したいですね。

4，5歳児になると、縄跳び、跳び箱の練習を根気強く取り組む子も多くいます。サッカーや、ドッジボールなどの、集団でする運動遊びも、楽しくなってきます。できることが増え、自分の思ったように体が動くようになってくると、活躍の場も広がっているようです。

駒沢どろんこ保育園の運動会は、そんな日常の遊びを意識して組み合わせるようにしています。運動遊びに関連した様々な活動を通して経験したことが、成長の糧となっていると思います。今後もそれぞれの子どもに応じた成長が見られるのではないかと、日々、楽しみにしております。

文：駒沢どろんこ保育園スタッフ

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