中目黒どろんこ保育園「梅雨の風物詩『梅仕事』」

2021.07.16

#保育園

今年も「梅雨」がやってきました。

中目黒どろんこ保育園の子どもたちは室内や戸外に関係なく、汗ばみながらも毎日いろいろな遊びを楽しんでいます。

「梅雨」の由来は「一つに梅の実が熟す頃に降る雨」といわれるように、先日、中目黒どろんこ保育園でも「梅仕事」をしました。

「梅仕事」とは、生の青梅で自家製の梅シロップや梅干しなどを作る作業のことです。

数日前から梅仕事を楽しみにしていた子どもたち。

「桃みたいなにおいがするね」と香りを楽しんだり、手のひらに乗せてみて「ふわふわしてる」と、感触を楽しんだりしていました。

梅の実の感触を楽しむ子ども

梅仕事の取り掛かりは、4・5歳児が竹串を使って梅の生り口(なりくち)と呼ばれるヘタの部分を丁寧に取り除くことから始まります。

梅はたくさんありましたが全員で集中して作業したので、あっという間に終えました。

部屋には梅の実の甘くて優しい香りが広がりました。

梅のヘタを取り除く子ども

最後に梅の実をきれいに洗って乾かしてから氷砂糖と一緒に瓶に入れます。

子どもたちは普段あまり見かけない氷砂糖を見て「これは氷なの?」「きれいだね」と、興味津々でした。

梅の実と氷砂糖を瓶に詰める様子

今では毎日、瓶の中の梅の実の色や形を観察したり、シロップがまんべんなく行き渡るように瓶を転がしたりしながら、様々な変化を楽しんでいます。

自分たちで作った梅シロップの味はきっと格別なはずです。今年はどんな味に仕上がるのでしょうか?完成がとても待ち遠しいです!

文:中目黒どろんこ保育園職員

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