中目黒どろんこ保育園「大豆の変化を実感」

2024.06.25

#保育園

今年度も中目黒どろんこ保育園では、0歳児から5歳児まで、全年齢の子どもたちと一緒に三日間かけて味噌作りを行いました。味噌のもとである大豆に触れ、関連した絵本から多くのことを知ることで、日常で口にしている食べ物への興味関心、感謝の気持ちを感じることができる貴重な機会です。

画用紙に大豆の絵を描く子どもたち

1日目は大豆を水に浸します。そうすることで一回り大きくなる大豆ですが、変化する前の大豆を3歳児が観察しスケッチ。「かたいね」「まるくかけたよ」と思い思いの大豆を描き、楽しそうに教えてくれました。

大豆に触れてみる子どもたち

2日目です。大豆を煮る工程を食い入るように見つめる1.2歳児です。煮た大豆は軽く潰して味見を行いました。おいしそうに食べる子ども、苦い顔をしながら食べる子どもと様々でした。

味噌玉を容器に投げ入れる子どもたち

最終日、潰した大豆に米麴と塩を混ぜ容器に詰めます。その際味噌玉を作り、空気を抜くために全力で投げ入れる5歳児です。容器から外れた味噌玉に悔しそうな顔をして、「どうしたらじょうずにできる?」と必死な子どもの姿も見られました。

こうして作られた味噌は、冬頃に完成し大好きな給食で提供されます。自分たちで時間をかけて作った食材を口にすることで、食への感謝の気持ちを持ってくれると嬉しく思います。

文:中目黒どろんこ保育園スタッフ

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