中里どろんこ保育園「雑木林オリエンテーリング」

2022.06.24

#保育園

中里どろんこ保育園では、自然の中で遊ぶことを通して仲間で協力する楽しさを感じ、「仲間意識を高めること」「達成感や困難も友だちと分かち合うこと」をねらいとして、園の行事で雑木林オリエンテーリングを行いました。

4・5歳で4つのグループに分かれ、保育者と一緒に地図を見ながら、保育園裏の雑木林に行き4つのポイントを目指し、グループで協力して一つひとつ取り組んでいきました。

1.みんなでジャンプ

大縄をチームみんなで跳ぶというものです。

「えー!」「できるかな?」という声もありましたが、すぐにロープの横に並び、自ら挑戦しようとする姿が見られました。途中、ロープに引っ掛かり転んでしまった子に「大丈夫?」と子どもたち同士で声をかける姿や、跳べなかった時に「悔しい」「もう一回やろう!」と励まし合う姿も見られました。

大縄跳び
2.もりのレストラン

チームごとに料理名が書かれた紙が用意されており、雑木林にあるもので見立て、みんなで一つの物を作るというものです。料理名を聞くとすぐに「〇〇色の物を探そう!」「〇〇は何で作る?」と話し合う姿やすぐに探し始め、見つけたものを共有する姿が見られました。用意してあった皿に盛りつけていくと、「あと〇〇が足りないね」「〇〇がいいんじゃない?」と料理をイメージしながら作り上げていきました。

料理カードを確かめる子どもたち
3.木の枝あつめ

枝を集めて風呂敷に包み、園まで持ち帰るというものです。

まずは皆で協力して枝を風呂敷に集めました。その後、どうやって持ち帰るかを話し合うと風呂敷の角を真ん中へ集める子がいたことにより、枝を包むことができました。縛ることなど難しいことは保育者に助けを求め、大きい風呂敷をみんなで協力して担ぎ、園まで無事たくさんの薪木を持ち帰ることができました。

木の枝を集める子どもたち
4.もりのメダルやさん

自分で拾った花や葉を使ってメダルを作るというものです。

葉の形や花の色をよく見てメダルに付けていきました。「そのお花どこにあったの?」「〇〇色のお花向こうにあったよ」と教え合う姿が見られました。

メダルづくり

保育園に戻ると園にいた保育者や年下の子たち、迎えに来た保護者の方に行ったことを嬉しそうに報告したり、できたものを見せる姿がありました。今後もこの活動を活かして自然と触れ合いながら、友だちと協力する楽しさを感じられるような活動を取り入れていきたいと思います。

文:中里どろんこ保育園職員

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