中里どろんこ保育園「暑い夏でも楽しいことが盛りだくさん」
2023.09.22
#保育園
異常なほどの暑さが続く今夏は、戸外での活動を断念せざるを得ない日が多くあります。そのような状況でも充実した保育園生活を送れるよう、さまざまな工夫をしています。今回はそうした工夫の中から、いくつかの活動を紹介します。
毎週水曜日の晴れている日には年長児で川遊びを行っています。
全職員で「水辺のリスク(危険)」を学んでから実施しています。
子どもたちにも自然の中で遊ぶ楽しさと共に危険も伝え、危機管理能力を高めながら実践しています。ライフジャケットを初めて着用する子もいるので、浮き方を伝えてから行っています。はじめは足を浮かすことを怖がる子もいますが、身体が浮くことを理解すると、上流から仰向けになって浮き、流れることを楽しむ姿があります。
泳いで遊ぶ子、魚や虫を探して遊ぶ子、水に身体を浮かばせて流れることを楽しむ子など、自然の中だからこそできる遊びをそれぞれ楽しんでいます。
異文化交流の行事では、英語の先生に来てもらい、絵カードを使って表情や気候の英単語を学んだり、リズムにのってダンスをしたりと楽しく英語に触れる体験をしました。 先生の話す英語を聞きとって発音し、楽しく参加していました。
食育活動では、畑で収穫した夏野菜を使って全園児でピザづくりをしました。
あわ組(0歳児)はトマトを潰してソースを作り、ひえ組は玉ねぎの皮むき、あずき組(2歳児)は朝一に野菜の収穫と野菜洗い、だいず組(3歳児)は野菜洗いと野菜ちぎり、むぎ組(4歳児)・こめ組(5歳児)は包丁を使って野菜を切りました。
材料の準備ができたら、それぞれ好きな具材をトッピングし、自分のピザを作ります。
焼きあがったものをおやつに食べ、いつも以上に嬉しそうな様子が見られました。
たくさん作ったので、いつもお世話になっている近くの会社の方々にも配りました。
自分たちの作ったものをきっかけに、喜んでもらうことでさらに満足そうな表情が見られました。
行事のない日も室内遊びを充実させるために絵の具や粘土などで指先を使う遊び、マットや鉄棒、跳び箱などで身体を動かす遊びなど、日々子どもたちが自分のしたいことを選択して活動できるように工夫しています。
日々の生活や遊びが体や心の発達に繋がっています。
一つでも多く「ホンモノ」の体験をすること、自分でできることは自分で行い、自分で活動を選択することで「にんげん力」を育んでいます。
文:中里どろんこ保育園スタッフ
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