中里どろんこ保育園「秋を感じる柿ジャム作り」

2023.10.27

#保育園

中里どろんこ保育園の園庭には梅の木、柿の木、栗の木、どんぐりの木があります。 それぞれの木に実る様子を見て季節を感じることができます。

春から夏にかけては梅の実ができ、梅干しや梅ジュースにしています。日本の伝統的な食生活や、加工食品がどう作られているかを知れるような体験をしています。

夏の中旬頃から柿の木に柿が実り、オレンジ色に色づくことを楽しみにしていました。 柿が色づいてくると、「あの柿たべられそうだよ」「あっちにもある!」と子どもたちが色づいている柿を見つけて保育者に教えています。

色づいた柿
柿を食べて喜ぶ子ども

甘い柿なのでそのまま剥いて食べることもありますが、職員の声から柿ジャム作りが始まりました。

柿ジャムづくりは子どもたちの前で、鍋の中に柿と砂糖を入れて煮込みます。甘い匂いに子どもたちも集まり、鍋の周りを囲んでよく観察していました。

切られる柿を見ている子どもたち
鍋を囲む子どもたち

だんだんと柿の形が崩れ、とろとろになっていく様子を見て「おいしそう」「はやくたべたい!」「やわらかくなってきたね」など、子どもたちは食べることを楽しみにしていました。

ジャムにしたらどうやって食べるかを子どもたちと話し合って決めています。

ジャムパンやヨーグルトに混ぜて食べる、ビスケットにつけて食べるなどの案が出ましたが、今回は出来立てのジャムを冷ましてビスケットにつけ、昼食後に食べることになりました。

子どもたちもとても楽しみにしていたので、普段よりも昼食への勢いもあり、ビスケットを嬉しそうに食べていました。

「すごくあまいよ」「おいしいね!」と近くにいる友だちと感想を共有しながら食べていました。

食育活動を通して、食べ物の大切さはもちろんですが、今後も子どもたちが様々な調理方法に挑戦し、食への興味関心を高め、食べることの楽しさを伝えていきたいと思っています。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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