中里どろんこ保育園「異世代交流～中学生にボランティアのお礼を届けよう～」

今年の夏もボランティアで、たくさんの中学生が中里どろんこ保育園に来てくれました。

一緒に遊んでもらったり、プールに入ってもらったり、寝かしつけで優しくトントンしてもらったりと優しいお兄さん・お姉さんと関われたことが子どもたちも嬉しかったようです。

そんなお兄さん・お姉さんに手紙を書いて届けることになりました。

こめ組が代表となり、文章を考えて文字を書いたり、絵を描いたりしながら手紙を作っていきました。

文章を考える際も“なんて書いたら喜んでもらえるか”を考えながら話し合って決めていく姿がありました。

近隣の2校の中学校が受け入れてくださるとのことだったので、2日間に分けて幼児クラス(3・4・5歳児クラス)で渡しにいきました。

兄弟関係や就学のことなどもあり、小学校のことは知っている子が多い中、中学校は初めて行く子も多かったので、「なにがっこうだっけ？」「大きいお兄さん・お姉さんがいっぱいいるんだよね」「どきどきする！」と楽しみにしながら歩いていきました。

学校に到着し、勉強をしていることを伝えると、「しーっ(静かにする)だよね」と声を小さくしながら昇降口まで向かいました。

チャイムが鳴り、休み時間になるとボランティアに来てくれた学生と先生たちが会いに来てくれました。

緊張したり照れたりしながらも、決めた言葉を伝えながら渡すことができました。

中学生に喜んでもらい、お返しにメダルのプレゼントももらい、嬉しそうな子どもたちでした。

その後は、校庭を探検したり、遊ばせてもらいました。

広いトラックでリレーをしたり、バスケットボールをしたり、体育の授業を見学させてもらったりと普段できない経験をさせてもらうことができました。

感謝の想いを伝える経験やかかわりの少ない中学生と交流することができたので、今後も継続して地域で連携をとっていけたらと考えています。

文：中里どろんこ保育園スタッフ

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