中里どろんこ保育園「次年度に向けた味噌づくり」

2024.04.26

#保育園

4歳児クラスで作った味噌

今年の味噌づくりも、4歳児クラスで取り組みました。

4歳児で学んだ、仲間と協力することの大切さや達成感を感じる喜びを、味噌づくりでも感じることができました。

どろんこ会では食材を加工することにも、力を入れています。素材本来の味だけではなく、一つの食材を加工することで変化していく味や匂い、手触りなどの五感を育み、食べ物への興味・関心が更に高められるように取り組んでいます。

子どもたちに絵本を読み聞かせている様子

前日から大豆を水に浸し、豆を柔らかくする工程から行いました。「明日が楽しみだね!」と、子どもたちのなかで見通しをもち、期待に胸を膨らませていました。

当日は、最初に味噌の作り方や気をつけることを、絵本を通して学びました。

水を含み、大きく膨れ上がった大豆を見て「卵みたい」と形の変化を楽しみました。

大豆に火を通して少しずつ透明の皮が向けていく様を、子どもたちは夢中で観察してクラスの一体感を感じることもできました。

大豆が入ったボールに水を入れて浸す子どもたち

大豆が柔らかくなった後は、一人ひとりがジッパー付きポリ袋に大豆を入れて感触を楽しみながら潰していました。粗く潰す子や丁寧に潰す子など、それぞれの個性が出ていました。潰し終わった後は、空気を抜くように容器に投げ入れました。

3月に仕込んだため、味噌が完成する頃には年長クラスです。出来上がるのを楽しみにする姿と、年長になる期待感をクラスの仲間と感じることができました。

ジッパー付きポリ袋に大豆を入れて潰す子どもたち

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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