中里どろんこ保育園「食育体験:夏野菜カレー作り」

2024.09.27

#保育園

中里どろんこ保育園で収穫した野菜を使って、夏に食べたくなるさっぱりとした味わいの「夏野菜カレー」を作りました。

前日の帰りの会で、パネルシアターを見てカレーライスの作り方を学びました。また、普段使用しているカレー粉の匂いを体験することで、「カレーの匂いだ!」と嬉しそうに明日への期待感を膨らませました。

カレー粉の匂いを体験する様子

当日は0歳・1歳児、2歳・3歳児、4歳・5歳児の3グループに分かれて取り組みました。

0歳児と1歳児は、野菜洗いをしたあとに、トマトを潰したりピーマンをちぎったりしました。

室内でトマトを潰すコーナー・ピーマンをちぎるコーナー・米を触るコーナーがあり、それぞれが好きなところに行き夢中になっている姿がありました。思いっきりピーマンをちぎったり、そっと触れたりするなど、楽しみ方は様々でした。

2歳児と3歳児は、野菜洗いと米とぎをしたあとに、焼いた人参の型抜きを行いました。「私は星の形にする!」「僕は花の形!」などと、自分でやりたい型を選び、挑戦しました。なかなか上手くいかず、「固くて出来ない。手伝って」と保育者に伝える場面もありましたが、次第に型抜きできるようになると集中して取り組む姿が見られました。

また、あとから参加した子にコツを伝えるなど、子ども同士で伝えあう様子が微笑ましかつたです。

型抜きが終わったときには、達成感に満ち溢れた表情をしていました。

ニンジンを型抜きする様子

4歳児と5歳児は、包丁で野菜を切ることに挑戦しました。

4歳児は、初めての包丁になるため、注意点やポイントなどを一緒に確認しました。話を聞いているときの子どもの表情は、とても真剣です。

実際に始めてみると、緊張感をもちながらもゆっくりと丁寧に切る姿がありました。また、切っている子だけではなく、その姿を見ている子も集中していました。

調理活動の風景

みんなの力を合わせて作ったカレーを食べると、「美味しい!」「これ僕が切ったよ!」と楽しい声がたくさん聞こえてきました。

夏野菜カレー作りを通して、食材の感触を知ったり、初めてできたことへの喜びを味わったりすることができました。今後も調理活動を通して食への興味や関心に繋げていきたいです。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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