中里どろんこ保育園「さんま焼き・栗ご飯づくり」

2024.11.22

#保育園

ラップの上からさんまに触れる子ども

食育「さんま焼き・栗ご飯づくり」を行いました。朝の会にて各クラス担当する作業を保育者から聞き、取り組み始めました。

0、1歳児は、さんまを触り、匂いを嗅ぎ、五感でさんまを楽しみました。普段生の魚を触る機会が少ないため、冷たい感触や生臭さを体感し、興味を深めていました。

栗の剥き方を教わる子どもたち

2、3歳児は、栗ご飯の米研ぎを担当しました。米研ぎは以前取り組んだことがあるため、「始める前に手をきれいに洗ってから行う」ことを子ども自らが把握できています。炊き上がる前の米の硬さを感じながら取り組むことができました。

3歳児は甘露煮にした栗を皮からスプーンで掘り出す作業も行いました。手先の細かい作業と栗の硬さに苦戦する姿も見られましたが、栗の匂いを嗅ぎながら最後まで集中して取り組むことができました。

さんまが焼けるのを見守る子どもたち

4歳児は、さんまを焼く焚き火の火おこしを担当しました。「どのように薪を組み立てると燃えやすいのか」「新聞紙はどんな役目を果たしているのか」など、焚き火・火の科学について学びました。また、一人一回マッチで火をつける体験をし、火の面白さを知るとともに、火の危険性ついても身をもって感じることができました。

5歳児は、さんまに塩を塗る作業、網にさんまを乗せて焼く作業を行いました。さんまに塩を塗りながら、魚の身体について触って学ぶ姿が見られました。目の形・ひれ・しっぽ、自分の知っている知識を出し合って話していました。また、塩を塗りすぎてしまわないよう、調節しようとする姿も見られ、食育活動のなかでも先を予測する力が育まれています。

きれいに取れたさんまの骨を見せる子ども

給食時には、栗の木の下でご飯を食べました。青空・栗の木の下で食べるさんま・栗ご飯は格別で、たくさんおかわりして食べ進めていました。5歳児には、事前にご家庭で骨のある魚を食べる練習をしていただき、当日、さんま一匹を骨のある状態で提供しました。

骨のある魚に抵抗を抱く子も多くいましたが、保育者や友だちの姿を見て苦手な子も挑戦していました。秋の味覚を堪能し、実りに喜びを感じることができる活動となりました。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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