三筑どろんこ保育園「命を守るために…保育園の避難訓練って?」
2024.04.08
#保育園
三筑どろんこ保育園では、毎月15日に避難訓練を様々な災害を想定して行っています。今回は訓練の様子を2つ紹介したいと思います。
14時、子どもたちの午睡中に「火事です!」と、緊迫したスタッフの声が響きました。
スタッフは子どもたちを起こし、園庭に避難するように知らせます。寝ている子や目覚めたものの状況を把握できない子も沢山いるので、手を繋いだり抱っこやおんぶ紐で子どもを背負ったり、速やかに無事全員、避難することができました。
時には地震と火災を想定した訓練もあります。地震を知らせる声が聞こえるとスタッフは瞬時に子どもたちを安全な場所へ集めて、子どもと一緒にダンゴムシのポーズをとってブルーシートの屋根ができるまで頭を守ります。
揺れがおさまったところで給食室から出火との知らせが入ると、子どもたちはスタッフの指示に従い、速やかに園庭に避難します。スタッフは役割分担をし、消火・通報や子どもたちの名前と人数を確認し、リーダーに報告、避難袋や子どもの靴を集めて準備をします。
子どもたちもスタッフも真剣に取り組むことができました。
「お(押さない)・は(走らない)・し(しずかにする)・も(戻らない)・ち(近づかない)」の約束も毎回確認することで、訓練を実施するごとに子どもたちの意識も高まってきているようです。
今後も子どももスタッフも真剣に訓練に取り組み、実際に災害が起きた時に落ち着いて行動できる環境を整えていきたいと思います。
文:三筑どろんこ保育園スタッフ
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