三筑どろんこ保育園「保育参加を通して」

どろんこ会グループでは年間を通して、保護者の方に子どもの発達の姿をより深く知ってもらう事を目的に1日1名保育参加を受け付けています。三筑どろんこ保育園でも保育参加をされる保護者の方が増えています。特にこの夏は多くの方に参加していただきました。その時の様子をお知らせいたします。

園児の小学生のお兄さんは、どろんこ祭りの時に保育者に「僕は将来どろんこ保育園の先生になりたいんだ」と夢を話しながらフランクフルトを売る手伝いをしてくれました。その時に「保育参加で子どもたちと過ごすこともできるよ」と伝えたところ、夏休みに入るとお母さんと一緒に保育に参加してくれました。お兄さんが来てくれたことで、子どもたちは大喜びです。

「鬼ごっこしよう！」「クワガタの絵描いて！」と次々に遊んでほしい事をリクエストされていました。沢山遊んでくれたので帰る頃には、「楽しかったです」と言いながらも疲れた表情のお兄さんでした。一緒に参加されたお母さんが「思っていたより大変だと感じたようですが、いい経験になりました。」と話されていました。

数ヶ月に一度参加されているお父さんは、室内で一緒にブロックで家を作ってくれました。日課も一緒にしてくれます。子どもたちもお父さんに負けないよう一生懸命です。

また別の日は、園での子どもの様子が見たいとお母さんが参加されました。園庭で鬼ごっこのルールを説明しながら遊んでくれます。分かりやすく丁寧に教えてくれるので、子どもたちもしっかり話を聞いてルールを守りながら遊ぶことができました。

2歳児クラスには初めてお父さんが来てくれました。一緒にプールに入って遊んでくれて、みんな大喜びでした。普段よりもダイナミックに遊んでいましたよ。

参加された保護者の皆さんからは「普段の園での生活を見ることができてとても貴重な時間になりました」「先生たちの大変さが分かりました」「次は散歩に行ってみたいです」など沢山の感想をいただきました。今後も保育参加を通して、園での生活や活動について、保護者様のご意見も聞きながらよりよい園運営を行っていきたいと思います。

文：三筑どろんこ保育園スタッフ

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